概要
CV:風間勇刀
青いゴリラか雪男のような姿をした古代の電波体「イエティ」が変身(電波変換)した姿。
元々は「電波の神」ラ・ムーが生み出したムーの電波体で、古代に栄えた電波の帝国「ムー」では外敵からムーを守る戦士だったらしく、ムーを崇める小国「ナンスカ」にある遺跡の地上絵にはイエティのエンブレムとして足跡のマークが描かれている。
本編ではヤエバリゾートを買い叩こうとする悪徳社長の五里門次郎にオリヒメの手下ハイド(ファントム・ブラック)が「古代のスターキャリアー」を渡し、そこに入っていた古代の電波体「イエティ」と電波変換した姿として初登場。
鈍重そうな見た目に反してピョンピョン跳び跳ねるので攻撃を当てづらく、着地するときにランダムで雪玉を落としてくるのが厄介。そしてスーパーアーマー持ちなので怯まない。
弱点は電気属性で、威力の低いプラズマガンでもそこそこの威力になる。といってもそのままでは当てづらいのでマヒプラスなども予備で持っていくといいだろう。
ロックマンの活躍でイエティがデリートされた後、五里は逮捕された。
その後はオリヒメの手で復活したムー大陸にてイエティの別個体が出現。侵入者であるロックマンを排除するべく挑みかかった。
ちなみにこの個体は「われわれはいくらでも代わりがいる。ラ・ムーが存在する限り滅びることはない」と語っており、ムーの電波体は「ムーが永久不滅であると信じているから死を恐れない」という価値観を持っている事が窺える。
三度目の登場は、ムー最強の電波体アポロン・フレイムが滅ぼした「もうひとつの未来」。
やはりヤエバリゾートにいるがアポロンが人間を滅ぼしてからはやることがなく暇だったらしい。
なおこの「もうひとつの未来」とムー大陸の個体は電波衛兵エランドと電波変換したもの。
電波変換は元々スバルのように「電波体でない者」と電波体(ウォーロックなど)が合体して対象を電波体に変身させるものだが、エランドだけは特殊で別の電波体と合体してその電波体を変身形態にできるのである。
オーパーツを狙い手に入れるが、その後エンプティによって抜き取られた。
五里門次郎
CV:相沢正輝
乗っ取りで有名な悪徳企業(アニメ版ではモンジーカンパニー株式会社)の社長。趣味の悪いピンクのド派手なスーツが特徴。
黒づくめの女性社員を引き連れており、ヤエバリゾートを買い占めるために、リゾートや客に対して様々な嫌がらせを行う。
秘書らしき女性のスターキャリアーのスケジュールからもわかる通り、ありとあらゆる汚職に手を染めている。
ハイドからイエティと古代のスターキャリアを貰った後は、イエティ・ブリザードに電波変換してリゾートのゲレンデで練習していた滑田アイを狙って吹雪騒動を起こし、リゾートの悪評を広めて乗っ取りしやすくするといった悪行を行う。ロックマンによって倒された後はハイドにも見捨てられ逮捕される。
後に釈放されたのかサブイベントでも登場しており、相変わらずインサイダー取引といった違法行為を行おうとするも、スバルが足止めしている隙に通報を受けた五陽田警部によって再び逮捕される。
このイベントの際、五里が何故スバルを警戒しなかったのかは謎だが、ロックマンとは別人だと思っていたのだろうか?(変身前と変身後でそれぞれ面識があるため、それでもかなり苦しいが)
どちらにせよ詰めが甘いようだ。
技
ユキダマフォール
雪玉を落とす。基本的にジャンプ移動で着地するときに落ちてくるが、時々動きを止めて落としてくる事がある。メガクラスカードではこの技を使用。
ビッグスタンプ
大ジャンプして踏み潰す。当然ガード不能だが直後に一瞬硬直するのでそのスキを突こう。
ナダレダイコ
このイエティ・ブリザードを象徴する攻撃。
ゴリラのドラミングのように胸を叩きながら雪崩を撃ってくる。
ガードでしのぎ切るのはほぼ無理なので、ロックバスター連射で打ち消すといい。
ギガクラスカードにも採用され、威力は80×5で凍結効果を持っており、トライブキングに変身していれば一発160という凄まじい威力になるため、炎属性のボスのHPも一瞬にして大幅に削ってしまう。加えて凍結効果によってブレイク性能を持つカードと相性がいい点も○(ウェーブコマンドカードパーフェクトファイルで入手できるブライソードSPと相性がいい)。
流星3でもイリーガルゲットデータで引き続き登場。流石にトラキンのような強化形態による威力アップの恩恵は受けられなくなった代わりに、相性のいいブレイク性能カードは増えているのが救いか(アクア+30やアタック+10で威力を上げるという手段もないことはないが、フォルダの枚数を食ってしまうのが難点)。また、障害物にブロックされる他、穴パネルを通過できないという弱点も増えている。
障害物の除去という点はゲキリュウウェーブで差別化が可能である。