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概要編集

「流星のロックマン2」にてクリア後に登場する追加ボスで、『流星のロックマン2オフィシャル完全ガイド』(カプコン)によると二つ名は『豪輪の鉄騎将軍』とされている(P243より)。


電波神ラ・ムーを母体として生み出された古代の電波体「オリガ」が、電波兵士「エランド」と電波変換した姿。登場した時点で既に変身形態なので元々の姿は不明。身長270cm、体重1500kg。


一人称は「ワレ」で豪胆かつ勇猛な性格。

デリートされる間際には「アポロン様!ワレは先に逝きますぞ! どうかご無事で!!」と言い残しており、アポロンに対する忠誠心は高い模様。

 

老騎士を思わせる姿だが脚(下半身)は左右に車輪のついた台車のような形状になっており、チャリオットを元ネタにしていると分かるが、特に馬に牽引される事もなく自走する。

 

ちなみに「ジェネラル(将軍)」という名前通り、ジェネラル・アーミーという兵士たちを従えており、戦闘でも呼び出す。

オリガはかつてこの「ジェネラル騎士団」&アポロン・フレイムと共にムー大陸人に対して反乱を起こしたが、返り討ちにされ敗北。その後は大陸の奥深くに封じられ、永い眠りについていた。

 

本編編集

クリア後のおまけシナリオもうひとつのミライで登場。「じげんのハザマ1」の上層にて番人を務めているが、まずは7体のIFボスを倒さなければならないので出会うまででも一苦労。

しかしHPは1800と低く、攻撃こそ激しいが範囲が広い事(ほとんどが2列以上)を逆手にとってアトミックマインで地雷を仕掛けてやれば意外にすんなり勝てたりする。また状態異常も効いてくれる。

アトミックマインを使う場合、炎属性なのでできればくさむらパネルでダメージアップを狙いたい(コイツ自身は無属性)。


EXとSPは撃破後にじげんのハザマ1で戦闘が可能で、「ガッハハ!またきおったか! そろそろワレのほんきをみせてやろう!」と相変わらず豪気(ただしいちいち再戦する必要はない)。ちなみに再戦時はお供のアーミーズどもは居らずコイツ単体で佇んでいる。


必殺技

アーミーパレード

ヘビーアーミー3体を引き連れオリガが前進する技。2回攻撃する。

1体は必ずオリガの手前におり、あとの2体はオリガが真ん中だと左右に、左右列にいるとオリガの隣の列に2体。

ヘビーアーミーは1回目と2回目で共用だが倒すこともできるので、1回目で全滅させれば2回目の時に倒しておけば楽に避けられる。


クレイジー・アーミーズ

属性付きのアーミーが次々に突進する。アーミーは素早い上に倒せない


ジェネラル・ダッシュ

オリガが単独で高速突進。2列が範囲なのでやや避けにくい。

2回攻撃の事が多いが単発の場合もある。

ちなみにグレードが上がると3回(EX)、4回(SP)になることも。


ヘル・ローラー

オリガ・ジェネラルを代表する必殺技。

トゲのついた巨大なローラーで全マスを直進する。

ローラーを破壊して攻撃を破ればしばらく左奥に硬直して隙だらけになり、スーパーアーマー持ちのコイツが怯む数少ないチャンス。

攻撃は遅いがローラーのHPは100と高いのでよほど強化していない限りロックバスターやチャージショットだけでは間に合わない。バトルカードと組み合わせてダメージを稼ぐか、インビジブルやヘンゲノジュツでやり過ごそう。

グリーンシノビ系ならカワリミも有効だ。


概要(流星のロックマン3編集

物語り中盤からノイズ100%を越えるとリザルト画面で入手できるイリーガルゲットデータとゲームと連動する書籍『シークレットサテライトサーバー』のデータベース内で登場。

バトルカードとしての出演のため、本人との戦闘はなし。


バトルカード編集

オリガ・ジェネラル、オリガ・ジェネラルEX、オリガ・ジェネラルSPが存在。

使用するとヘル・ローラーでオリガ・ジェネラルが突進する。ご丁寧にガードブレイク性能付きなので使いやすい。

ちなみにSPクラスはそのボスを素早く撃破するほど威力が上がるので、SPクラスを最大威力に引き上げるのはやり込み要素のひとつ。

流星3では最上位としてオリガ・ジェネラルXが登場した。


ちなみに『流星3』の周辺機器であるノイズ改造ギア「オリガ・ジェネラルノイズ」はこのバトルカードのものを流用しているが、効果はサポートカードを「ホイッスル」に変えるというもの。おそらくクレイジー・アーミーズ発生時のラッパをイメージした効果なのだろう。

このカードは単に相手を引き寄せるだけでなく、ガードやバリア・オーラを引っ剥がすという効果も持っている為、オリガの得意なガードブレイク戦法を擬似的に再現していると言える。


漫画版編集

板垣雅也のTRIBE 流星のロックマン 武闘外伝ではムー大陸6Fのフロアマスターとして登場するが、ロックマンたちに倒される前にブライに倒されるという裏ボスにしてはあんまりな登場の仕方をした。


余談編集

  • 一応「ムーの最高傑作」と評された伝説の電波体…なのだが、ラスボスから数えて4つ前という何とも言えない扱いになっている。(アポロン手前のボスはゴート・カンフーIFとエンプティーIF)
  • 名前の由来はおそらく「Auriga」。ラテン語で運転手やぎょしゃ座を意味する言葉であり、ぎょしゃ座のモデルとされているのはチャリオットを発明したと語られるアテナイのエリクトニオス王。
    • 古代文明やUMAをモチーフとしたムーの電波体には珍しいモチーフのように思われるかもしれないが、チャリオットという要素に目を向ければ別段おかしいことでもない。
  • 槍を構えた無数の兵を操るという特性からロックマンエグゼ2ゲートマンロックマンエグゼ3ヤマトマンの要素をオマージュしていると思われる。

関連タグ編集

流星のロックマン 流星のロックマン2

電波変換

ムーの電波体 もうひとつのミライ

ジェネラル(ロックマンX):外見がよく似ているボス。

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