以下、ゲームに関わる重大なネタバレを含みます
「マガマガしくかがやく小さな星だ、ちきゅうにそっくりだが、見つめているとナミダがでそうになる」(アイテムテキスト)
概要
もう1つのミライとは、『流星のロックマン2』の本編クリア後に入手するキーアイテム及びそこから発生する隠しシナリオである。
その内容は子供向けだと思って油断していたら100%トラウマになるようなものである。
本編クリア後、現実世界に戻ると???からの行き先を指示するメールを受け取り、指示通りバミューダラビリンス最深部からオリヒメのアジトに行くと禍々しい地球のような外見をしたキーアイテム、もう1つのミライを手に入れられる。
一度ウェーブアウトした後にもう一度コダマタウンのスカイウェーブの近くまで行くともう1つのミライが光りだし???からの通信がある。
そしてコダマタウンの右上に新なワープポイントが発生しパラレルワールドと繋がったこと、これで君は用済みであることを告げられ通信が切れる。
そのワープポイントに入った先にあったのは普段と様子が違うコダマタウンであった
ここはスバル達が滅びの前兆を止められず、復活したムーの電波兵器で世界の全てが滅亡してしまったもう一つの未来ということになる。
当然ながらパラレルワールドなので現実世界とは関係ないのだが、もう1つのミライのファントムの謀略により現実世界と繋がってしまう。
当初訪れたスバルとウォーロックは、困惑するが遭遇したオックス・ファイアからゴン太の気配が感じられないこと、助けたデンパくんから数ヶ月前にコダマタウンが滅ぼされたと聞かされ、パラレルワールドであると理解する。
アポロン・フレイムはムーから生まれた電波体で世界を滅ぼした後エネルギーを蓄えるため休眠状態にあるという。
このままでは繋がった自分たちの世界まで滅ぼされてしまう可能性があるためジゲンのさけめに突入し休眠中のアポロンの撃破を試みる。
そこで、ファントムと遭遇するがワープポイントはこちらの世界の番人たちによって封印されているため彼らを倒さなければならない。
元の世界では、紆余曲折ありながらも友人どなったハープ・ノートやジェミニ・スパークすら完全な敵となっている絶望的な状況となっている。(それでも、ジェミニのWは立ち去れと警告するにとどめている。)
クリア条件
クリア条件は、裏世界に存在するグレード『IF』のボスを全て倒し、封印されたアポロン・フレイムを撃破することである。しかし、
- 元々高めのエンカウント率がさらに高くなる
- バトルフィールドのパネルが非常に不安定
- ウイルスがかなり強い上に、ここにしか出現しないウイルスもいる
- ボスに至ってはHP高い・火力高い・動き早いの揃ってほしくない3拍子
といったことも相まってかなり難易度が高い。
おまけに裏世界でのみ戦えるオリガ・ジェネラルとアポロン・フレイムは高いHPに加えて回避困難で威力の高い攻撃を連発してくるため、滅茶苦茶強い。
上記の通り、全体的に不気味な雰囲気や高い難易度で多くのプレイヤーを絶望させていった。
しかしこの隠しシナリオの一番恐ろしい所は、これでも真のラスボスではないということだろう。
関連タグ
邪竜の章・・・本作の16年後のゲームに登場する本編とは異なる未来を辿った並行世界を舞台にして本編で善人だったはずの一部キャラクターが悪人になって主人公と敵対する点まで共通するが、こちらのプレイ条件はDLCかつ本編クリア前でも攻略可能な点が異なる。