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レイブン中将の編集履歴

2021-08-10 15:00:56 バージョン

レイブン中将

ごうまんすけべおやじ

漫画「鋼の錬金術師」に登場する軍上層部の1人である。

概要

「不死の軍団に興味はないかね?」


CV:宝亀克寿

中央司令部に所属する軍部上層部の人間の1人である。初登場は原作第50話。


アメストリス軍の将校であり、階級は中将。褐色の肌に口ひげを蓄えた老人といった風貌で、一見すると豪快で大らかな性格で、上層部の将校とは思えない程に気さくでお茶目だが、これらは全て対外的に作った表向きの人物像に過ぎず、その本性は自らの目的の為に平気で弱者を切り捨てられる外道である(ブラッドレイが表向き作っていた気さくで軽いノリのキャラと同じである)。

又、ブリッグズの女看護師の友達によると、相当なスケベであり、劇中でもアームストロング少将の手や肩をいやらしく触り、彼女を「ぶった斬ってしまいたい!」と怒らせた。


作中での経緯

当初は中央に転勤したマスタングの将来を気遣い、緊張気味な様子で中央司令部内にいたマスタングを(この時の彼は自らの味方になり得そうな上層部の人間を探していた)、後ろからこっそり忍び寄って驚かせるなど、豪快で気さくな態度を見せていたが、マスタングが「大総統がホムンクルスである」というジョークを話した途端、上層部の席に連れ込んでそこで本性を見せ、他の上層部の軍人や大総統と共に彼に対して、「君は束縛されている」というプレッシャーを与えた。


本性は、己の目的である不老不死の為に平気で弱者を切り捨てる外道で、「不死など下らん」と言ったグラマン中将を東部へ左遷したり、イシュヴァール殲滅戦の計画にも参加していた。彼からすれば、愚か者(上層部に背く者)は皆排除され、国家の礎(賢者の石)となる存在であるらしい。


次に物語に絡むのはエルリック兄弟がブリッグズに来た時であり、傷の男との戦闘で腹部に重傷を負ったキンブリーを、錬金術師の金歯医者と共に見舞いに訪れ、彼の持つ賢者の石で全快させた。しかし老いによる焦りから、そこでエルリック兄弟とオリヴィエ少将の罠に嵌り、上層部の目的をベラベラと喋ってしまう。

その後、ブリッグズの「弱肉強食」の掟を持ち出し、少将にスロウスを元のトンネルに戻させ、コンクリートで穴を塞がせた。しかし、トンネル内でプライドに捕食され、腕だけとなった彼女の部下スミスの死を「国家の繁栄には仕方の無い死」と見做した事により、激昂した彼女に「スミスの腕は左でしたか?右でしたか?」と言いながら腕を愛刀で貫かれ、彼女を射殺しようとするも、老害と罵られて斬殺された。そしてその遺体は、皮肉にも彼女が流したコンクリートによって埋められてしまい、自分が文字通り国家の礎となるという過去の悪行に相応しい結末を迎える。


彼の死を皮切りエドワード達主人公勢力によるホムンクルス一派への怒涛の反撃が始まり、今まで安全な場所に居座って陰で好き放題していた他の軍上層部たちにも徐々にその報いが降りかかることになる。


アニメ版(FA)では、コンクリートに埋まる間際まで不老不死に執着していた。


余談

オリヴィエ少将の話によれば、元々は純粋に国家を想いながら活躍する、勇敢で真っ当な軍人であったとの事だが、「お父様」の不老不死に釣られ、今のような性格に歪んでしまったらしい。その点は、アニメ版でもグラマンによって詳しく語られており、そういう人物だと知られていたからこそ、上層部に味方を探していたマスタングも、最初は彼に心を許してしまったのである。そう言った意味では、彼もホムンクルスによって人生を狂わされた被害者とも言えるかもしれない。


別名・表記ゆれ

レイヴン中将


関連タグ

アメストリス軍 軍部上層部 オリヴィエ・ミラ・アームストロング スロウス

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