「濡れ衣」とは
無実の罪の事である。
現実には、大抵「無実の罪」の意味で使われるが、イラストとしては
「濡れた服」のイラストも割とみられる。
というか、単なる八つ当たりっぽいものもある。
これもみんなゴルゴムの仕業だ!
「濡れ衣」の「無実の罪」という意味は意外と歴史が長く、平安時代には既に使われている。
その由来は、疎ましい相手(女性)の寝床に「濡れ衣」(濡れた服)を仕込み、その女が漁師と密通しているように見せかける事で陥れたという話だと言われている。
また、「疑いのある者に濡れた服を着せ、早く乾いた場合には神の意志によって無罪、乾かなければ有罪」という裁判(神明裁判)がかつて行われていたのが語源という説もある。