概要
TYPE-MOON作品世界の日本に存在する、実戦派の法術師の家系。両儀家の遠縁にあたり、西洋魔術の組織である魔術協会には属していない。表向きの顔はヤクザである。
豪族の流れを汲んでおり、拠点を置く山どころかその周辺すら私有地として治めている。外部から見える巨大な黒い屋敷すらもただの入り口にすぎず、山そのものが夜劫の家であり、いくつもの建物が内側にも建てられている。
この一帯は地図にもきちんと記載されておらず、土地の面積と歴史、法律を盾とした、ほとんど小国の国境と見紛うほどの結界である。
夜劫を含む日本独自の魔術は、時計塔や螺旋館などのそれと違うものであり、最大の特徴は神の破片に接続していることである。彼らは古い神の破片である神體、正式には神臓鋳體と呼ばれるものを基点とし、これを劣化しないようにそれぞれ独自の方法で保存している。
現代の日本においては八つの神體が現存しており、夜劫の場合は黒櫃という呪物に「移植」するのが保存方法となる。
神の破片に接続するという性質上、規模こそ著しく減衰しているものの次元としては神代と同一であり、神代の魔術や神の権能と同様に、ただそのようにあるもの。時計塔に所属する西洋魔術の術者にとってのイカサマが彼らにとっての当たり前であり、現代にありながら神代のように魔術を行使している。
このことから夜劫に所属する術者達は己の行使する技を「魔」の術とはあまり呼ばず、「行」と称する。
組織の規模はあまり大きくないらしく冬木市のセカンドオーナーである遠坂凛は名前しか聞いたことがなかった。
所属者・関係者
- 夜劫朱音
夜劫家の当主。50代半ばの女性。
- 夜劫雪信
夜劫の後継者と目されている男性。30代前半。
- 夜劫アキラ
まだ性差がはっきりしない程の年齢の、中性的な印象の少女。
親類である両儀家の婿養子。
夜劫で起きたとある事件の解決の為ロード・エルメロイⅡ世を紹介する。