概要
仮想世界「アンダーワールド」(UW)における、キリトの専用武器。
命名者はユージオで、名前が決まるまではキリトから「黒いやつ」など適当に呼ばれていた。
素材となったのは、北帝国ルーリッド村に生えていた巨木「ギガスシダー」。
ギガスシダーはソルスの恵み(UWにおける太陽光の呼称)、システム的には空間リソースを300年もの長期に渡って浴び続けた結果、とてつもない硬度を獲得し「悪魔の木」とも呼ばれていた。
しかし、ゴブリンとの戦闘により権限レベルが上がったユージオとキリトが、青薔薇の剣を用いたアインクラッド流剣術(片手剣ソードスキル)で幹を何度か切りつけた結果伐採に成功した。
2人が騎士を目指して央都セントリアに向かうにあたり、この木のうち最もリソースを含有している先端部を切り離し、セントリアの鍛冶師サードレのもとに持ち込み加工を依頼。
長い時間と貴重な砥石を消費した末、キリトたちの上級修剣士昇格直前に仕上がった。
キリトがアドミニストレータ戦後心神喪失状態になっていた半年間は、アリス・シンセシス・サーティが木を伐採するときに使っており、非使用時はキリトが青薔薇の剣(アドミニストレータ戦により刀身が破損)と共に抱えていた。