概要
シオンの上司であり、元恋人。
惑星ミクタムの出身者で、幼き日に目の前で母がグノーシス化してしまったことから、宇宙の全てを憎むようになり、ヴィルヘルムの下に就いていた。
「U-TIC機関」ではヨアキムの助手をつとめており、その頃既にKOS-MOS理論は完成していた。KOS-MOSアーキタイプの暴走でシオンを庇って死亡するが、それはアンドリュー等を利用した自作自演であり、密かに赤のテスタメントとして復活。シオンとKOS-MOSを監視してきた。
しかし、彼を動かしていたのはシオンへの想いであり、ヴィルヘルムへの義理や忠誠心ではなかった。
戦闘時は鎧を纏ったような姿になる。乗機はE.S.ユダだが戦う機会は無い。
赤のテスタメントとしてはエピソードIから登場していたものの、エピソードIIIで明かすまでその正体は謎に包まれていた。なお、彼がT-elosの開発者として変装していた時に名乗っていたロート・マンテルという名前はドイツ語で「赤」、「外套」という意味である。