CG(コンピュータグラフィックス)とは主に3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)と
2DCG(2次元コンピュータグラフィックス)に大別される。
1995年、映画「トイ・ストーリー」はフル3DCGで作成された初の劇場用長編と銘打って公開されたが、
現在では映画に限らずテレビコマーシャル映像やイラストレーション、
漫画などあらゆる画像・映像制作に使われる一般的な方法として定着した。
実写による映像もコンピュータによって調整が行われることも珍しくない。
このように多くの長所をもつが、安易に用いると制作者の持ち味が失われてしまう危険性も同時にはらんでいる。
しかし、pixiv内を含めて現在では3DCGの意で使われる事が多い。
ただアナログ絵をメインに活動している作者がデジタル彩色した絵にこのタグを付ける事は少なくない。
歴史
GUIが普及して間もない当初、貧弱なコンピュータが多い中でCGの実用なコンピュータは少なく、
1987年に最初のカラー仕様のMacintosh IIが登場してからは、
必然的にコンピュータグラフィックスの分野でMacintoshが浸透していった。
本格的な普及はその数年後、カラーイメージスキャナやカラープリンタなどの周辺機器が充実し始めた頃である。
この頃の歴史を生きた企業のソフトウェアはMacintosh発でWindows版の派生に至ったツールが非常に多い。
インターネット普及初期の90年代末期辺りまではコンピューターで描いた/塗った画像全般を指すことが多く、
今で言うpixivやPixaのような「イラストサイト」も「CGサイト」と呼ぶのが一般的だった。
またその頃の3DCGは一般人には遠い存在で結果的にはほとんどが2D絵を指していた。
その後、イラストはコンピューターで描くのが普通になってきて、デジタル絵もアナログ絵も区別が付きにくくなってきてからはわざわざCGと断る必要がなくなってきて使われなくなっていく。
逆に言えば、3DCGにはまだまだコンピューターらしさ、目新しさが残っているとも言えるだろうか。