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名古屋走りの編集履歴

2021-09-10 09:35:27 バージョン

名古屋走り

なごやばしり

愛知県での危険な走行。

概要

名古屋走りとは、愛知県における危険な自動車マナーである。

元々は、右に左に車線を切り替えながら走行することを指した。ウィンカーを出さない(あるいは一瞬しか点滅させない)で車線変更する車も多いという。また黄信号で侵入する車も多いと言われ、一方で関西人は見切り発車する車が多いため、名古屋と関西の車はぶつかりやすいと昔から語られている。


愛知県は毎年、交通事故死亡者数が全国で一二を争うほど多く、世間一般では自動車マナーの悪い県と見られている。ネット上では車の話題ともなれば基本的に愛知県は猛叩きの対象になる。


余談

愛知県警によると交通事故のほとんどが高齢者が運転もしくは高齢者が被害者であるという。小学生以下の被害者は全体の1割にも満たない。


ちなみに愛知県は全国で最も自動車の多い県であるため、母数の問題という意見もある。


最近ではネット上でこの言葉が有名になりすぎる余り、あれよこれよと噂に枝葉が付き、1人歩きしている。(中には愛知県民は足でハンドルを操作する車からロケットランチャーを放つというとんでもない噂まで)


県民の受け止め方

愛知県民にとって名古屋とは名古屋市のみを指すため、他市民は「名古屋の奴らの話だ。俺と関係ない」と無関係気味に捉えてる人も少なくない。これがいまいち県全体で意識が向上しない遠因となっている。しかし当然ながら名古屋走りの名古屋とは愛知県全体を指す。少なくとも他県からの認識はそうなっている。

ちなみに名古屋ナンバーの管轄は西尾張や知多半島の地域まで含んでおり、全国最多の登録台数を誇る。また尾張小牧ナンバーや三河ナンバーもマナーが悪いと言われている。


自虐を好む愛知県民の中には、むしろこれを誇らしげに語る人もいる。愛知のマスメディアも嬉々として取り上げている。


他地域では

他県においても自動車マナーの悪い例がある。

  • 伊予の早曲がり:愛媛県での例。右折時に、青信号に変わった瞬間急発進して対向車よりも早く曲がろうとすること。事故の原因になったり、対向車がこの挙動を警戒した結果渋滞の原因になったりする。茨城県でも同様の交通違反が多いとされ、茨城ダッシュという俗称があるのだとか。
  • 山梨ルール:山梨県での例。愛媛県と違って山梨県では右折優先(本来は直進優先)、減速せずに右折が当たり前という状況を指す。山梨県警によるとそこまで飛び抜けて事故が多いわけではないらしいが、危険なので山梨ルールの排除を呼びかけている。
  • 松本走り:長野県の松本地区での例。山梨や愛媛同様、やはり右折優先ルールになっていたり、全赤状態のときにフライングで右折したりといった危険運転が見られる。
  • 岡山ルール:岡山県での例。岡山県では山梨や愛媛、松本と違って車線変更や右左折の際ウインカーを点灯しないことがしばしばある。「ウインカーを出すのは初心者」「出さない方が格好いい」などの見方があったり、自分勝手に理屈付けしている、などといわれている。実際、岡山市ではJAFのアンケートで「ウインカーを出さないで曲がる車が多いと思う」という割合は90%を超え、1万人あたりの交通事故死者数は政令指定都市の中では名古屋より多く、岡山市がワーストである。

海外ではイタリアのように極度に交通マナーが悪い国もある。現地の日本大使館が「日本と比較し、自己中心的で交通ルールはあってないようなもの」とまで言っている。

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