概要
人間の様に発達した手足を持ち、二足歩行をする蜥蜴の姿をした種族。平均身長は成人した雄で190cm。主に湿地に住居を構え、漁労を中心とした閉鎖的な狩猟採集社会を営んでいる。
特定の神を持たず、素朴な祖霊信仰がもっぱらとしている。
彼らが生きるのは強さを基準として選定される族長の下、年長者で構成される長老団、戦闘を専門とする戦士階級などが続く階級制の部族社会である。
祭祀達や狩猟班など、これらの枠組みから一定程度外れた集団も存在するが、あくまで族長の指揮のもと行動する。
作中では様々な部族が登場し、かつては「緑爪(グリーン・クロー)」、「小さき牙(スモール・ファング)」、「鋭き尻尾(レイザー・テイル)」、「竜牙(ドラゴン・タスク)」、「黄色の斑(イエロー・スペクトル)」、「鋭剣(シャープ・エッジ)」、「朱の瞳(レッド・アイ)」の七つの部族が存在したが、主食の不漁による食料不足によって部族間で紛争が起きて、「黄色の斑」と「鋭剣」が「緑爪」、「小さき牙」、「鋭き尻尾」の連合によって滅ぼされたため、現在は五つの部族が存在している。
蜥蜴人の集落
- ザリュース・シャシャ(「緑爪」の戦士)
- クルシュ・ルールー(「朱の瞳」の族長代理)
- ゼンベル・ググー(「竜牙」の族長)
- シャースーリュー・シャシャ(「緑爪」の族長)
- スーキュ・ジュジュ(「小さき牙」の族長)
- キュクー・ズーズー(「鋭き尻尾」の族長)
- ロロロ(ザリュースのペット)