戦火のウマ娘
せんかのうまむすめ
馬と戦争
まず
「ウマ娘プリティーダービー」の作中では、こちらの世界のいわゆる四本足の馬は存在しないことになっている。
実際、作中では「馬」の漢字の下部の点を2つにして二本足であることを強調したデザインとなっており、こちらの世界の馬に相当する動物も登場しない。
しかし
人類が馬を家畜化して以来、馬は戦争と密接に関わってきた生き物である。
古代の戦争では戦士のチャリオットを引き、人類が馬の背に乗ることを発明してからはその背に人を乗せた。
第一次世界大戦に至るまで、騎兵による突撃が戦場の華であったのも、馬が歩兵の戦列を食い破るのに一番適していたからであるし、かつてのフン族やモンゴル帝国がユーラシア一円に勢力を広げたのも、彼らが生まれながらの精強な騎兵だったからであった。
また、戦争の機械化が進むまで、重い大砲を引いて移動するのは屈強な輓馬の仕事であったし、前線まで補給物資を運ぶのも、輜重隊の駄馬や荷馬車の仕事であった。
このようにして、馬は人間の戦争に大きな影響を与え、かつては戦争に勝つため、各国が馬の品種改良に熱を上げていたこともあったのである。
そして
ウマ娘が有名になるにつれ、この世界でも、ウマ娘は戦争に関わっていたのではないか?という創作作品が出始めるようになった。
そのような作品につけられるのが、このタグである。
関連イラスト
作成時点では、ウマ娘がミリタリーコスなどをしてるイラストが多い。
この世界での騎兵は、もしかしたらこうだったのかも・・・・。