ガスタの静寂カームとは遊戯王OCGデュエルターミナル第10弾「－インヴェルズの侵略！！－」に登場した「ガスタ」に属する風属性サイキック族効果モンスター。
概要
ガスタ一族のサイキック族モンスターの多くは巨大な鳥獣に騎乗した姿のシンクロモンスターとなるが、このカードは現状シンクロ先を持たないが、後述の設定故だったのだろうか。
デュエルターミナルでのグラフィックを見るにへそ出しであるが、へその部分ははっきりと確認できず、関連カードでのイラストを見ても布で覆われていたり隠されていたりして対処されている。
家族構成・その他
登場当初はガスタの巫女ウィンダと容姿上の共通点を持つこと、ガスタ一族の一人であること、という以上の関係は不明と思われていた。
後に出た「DTクロニクルマスターガイド」にて、ガスタ一族の中で法を司る「神官家」の出身であると判明。「神官家」はガスタの神官ムストやガスタの希望カムイが属する一族であったこと、ガスタの疾風リーズとは幼馴染の関係であることが明らかになった。リーズに関しては「戦火の残滓」でカームとリーズが身を寄せていることからも関係性があることは確認できる。
カードテキスト
効果モンスター
星４/風属性/サイキック族/攻1700/守1100
１ターンに１度、自分の墓地に存在する「ガスタ」と名のついたモンスター２体をデッキに戻す事で、自分のデッキからカードを１枚ドローする。
解説
小型版貪欲な壺を内臓しており、コストなのでネクロバレーに妨害されずにドロー可能で、灰流うららに妨害されてもガスタをデッキに戻せる利点もある。逆に言えばシンクロモンスターを回収できないデメリットもある。
ガスタはリクルーターが主体なのでリクルート先が途切れることを防ぐ意味でもありがたい。但し、リクルート先を引いてしまうこともある点には注意。
ガスタ・ヴェズルとの相性は抜群で、あちらの効果でこのカードを特殊召喚しつつ、墓地を肥やす効果により、このカードの発動条件を即座に満たせる。
これによりディスアドバンテージを抑えつつ、シンクロ召喚やリンク召喚に繋げることが可能。
攻撃力も高めなので、アタッカーとして運用もできる。
かつて「メンタルマスター」などとのコンボにより無限ドローが可能となるため、単価ならばガスタの他のどのカードにも負けていない。
しかし、その「メンタルマスター」は２０１１年９月１日の禁止･制限リストで禁止カード入りしてしまった。
関連イラスト
