ガスタの希望カムイとはガスタに属する風属性、サイキック族、効果モンスター。
概要
ガスタでは唯一リバース効果を持つモンスターであり、自分のデッキから「ガスタ」と名の付いたチューナーを1体特殊召喚するリクルート効果を持つ。
「ガスタ・ファルコ」を除くガスタのリクルート手段では、後続を呼ぶことはできないものの、他のガスタに比べて能動的にリクルートを行うことができる。また、サイキック族のガスタでは最も低い攻撃力であるため、「ダイガスタ・スフィアード」が自分フィールドにいる時の自爆特攻による反射ダメージが大きくなるのも利点である。
少年の姿をしており、外見が遊戯王5D'sの龍亞に似ていると言われることもある。
萌え美少女カードまみれでショタコンへの配慮が少ない多様性に乏しい遊戯王OCGにあって、割と真面目にかわいい貴重なショタであるためか、その筋の人からは根強い人気があり、強化が望まれているカードでもある。
DTマスターガイドにおいて、「ガスタの神官ムスト」を父に、「ガスタの静寂カーム」を姉に持つ神官家の出身であり、大戦のさ中に生まれたために「希望」と名付けられたという設定が明らかになった。
また、姉の幼馴染である「ガスタの疾風リーズ」は後に妻となる設定であり、共にその後の大戦により荒廃した地上世界の復興の中心人物となった。
シンクロモンスター「ダイガスタ・ファルコス」は、「ガスタ・ファルコ」にカムイが騎乗した姿であり、息のあった相棒であったが、「ヴァイロン・ディシグマ」の攻撃から彼を庇って死んでしまった。
マスターガイド4によると、その相棒を偲んで模った木彫りと自身の杖は、族長となった彼の遠い子孫である「ガスタの神裔ピリカ」にまで代々受け継がれているという。
そして、マスターガイド5において、「霊獣使いの長老」が彼と同一人物であることが確定した。
ガスタ時代に共に過ごした相棒であるガスタ・ファルコが復活したときには涙を見せ、同じくガスタで共に生きて復活した「精霊獣使いウィンダ」にファルコのパートナーの座を譲った。
なお、ガスタと名が付く一族の大半(ガスタ女性陣は全員)と何らかの関わりがある。
共通の子孫持ち→ガスタの疾風リーズ
子孫兼装備の後継者→ガスタの神裔ピリカ
相棒の後継者→精霊獣使いウィンダ(ガスタの巫女ウィンダと同一人物)
カード
効果モンスター
星2/風属性/サイキック族/攻 200/守1000
リバース:自分のデッキから「ガスタ」と名のついたチューナー1体を特殊召喚する。
運用
リバースさえすればそのままシンクロ召喚へと繋げられるがステータスは非常に低く、戦闘によるリバースを経てシンクロに繋げるのは不可能である。ガスタチューナーもやはりステータスが低いため、呼び出し先ともども返しのターンまで生き残ってくれる見込みは低い。
ぶっちゃけ登場時の環境ですらカードパワーが低く、実用外のイラストアドカードとみられやすい(ガスタ全般がそんなもんだが)。
現代遊戯王の環境では完全に力不足。効果そのものはかなり有用で回数制限もないが、リバースなので展開に使う場合は他の効果を要し単体で初動になれない。
この手のカードは初動になれないだけで役割を持てない。
生足を愛でるくらいしか用途はないであろう。
関連項目
遊戯王OCG DT世界 ガスタ ガスタの神官ムスト ガスタの静寂カーム ガスタの疾風リーズ