概要
2021年9月11日の動画にて初登場。
東京高等裁判所の裁判官。額には父を殺害した罪人が無罪判決を受けた際に気が動転して傍聴席の柵に叩き付けた際に出来たものである。
幼少期に死亡した裁判官の父の遺志を継ぎ、父の「厳正中立」のもとで法と証拠のみに基づいた裁判を行うが、それでも罪から逃れるため心神喪失などの細工をした罪人に対しては通じす、無罪判決をせざるを得ない場合がある(赤城本人も、過去の経験から無罪判決を言い渡すこと自体心苦しく思っている)。
しかし、その後の調査で罪人が無罪判決を勝ち取るために細工していたと判明した場合は、感情と真実に基づいて罪人を裁く裏裁判で裁くことになる。
裏裁判
裏裁判は通常の裁判と違い、旧裁判所庁舎の地下法廷で秘密裏に行われる裁判で、感情と真実に基づいて行われる。基本的に検事も弁護人も罪人の罪をあぶり出す側であるため罪人に味方は1人もいない上、刃物で罪人の体を刺してまでも強制的に自白させるのが特徴である。
裏裁判では罪人が本当に反省しているなら情状酌量による減刑の余地もあるが、それが認められない場合は基本的に100%死刑判決が下され、罪人は判決後直ちに死刑執行される(執行後の死亡時間は何故か午前4:02と決まっている)。また、世間には罪の意識による自殺として報道される。
家族
父
故人。テレビでも取り上げられていた有名な裁判官で、世間からは「偉大な裁判官」ともてはやされていた。裁判官らしく厳格な性格で、啓作は裁判官としては尊敬していたが、父親としては日常では構ってもらえなかったのもあり快く思っていなかったが、啓作に「厳正中立」でいることを説き、彼の(表向きの)裁判官としての心構えに大きな影響を与えている。しかし、啓作が小学生の頃に仕事帰りに暴漢に襲われ重傷を負ってしまう。被告は検察側の証拠不十分として無罪判決を受ける事になるが、この判決を「情に流されず法と証拠だけで判断してくれた」と受け入れ、その数か月後に事件の後遺症により死亡してしまった。これ以降啓作は父を尊敬する様になり、啓作が裁判官になるきっかけとなった。
母
故人。仕事で不在になりがちな父に不満を持っていた啓作を宥めたり、父と同様「厳正中立」を説いたりしている良妻賢母な母親。裁判官になった時点では死去している。
助手
推定20代の赤髪の青年。赤城の指示で罪人の近辺やアリバイの調査、赤城と共に罪人の拉致などを手伝っている。
同志達
検察官や弁護士など法に関わる人物達が赤城の意志に賛同し、裏裁判で罪人を裁く事に協力している。
関連タグ
伊集院茂夫 - 姉妹チャンネル『ヒューマンバグ大学』に登場するキャラクター。法律で裁けない極悪人を非合法な手段で裁きを下す点、同系統の他動画に比べても裁かれる側のクズさと被害者側の無念がとことん強調されている点など共通点が多い。