「あなたが必要と思ったから自由にさせたのでしょう?」
「ならばそれで十分です」
概要
CV:石田彰
アルスト屈指の軍事国家スペルビア帝国の皇帝。
臣下に対しても敬語で話す穏やかな性格。若いながらも国民を想う名君で、近年関係が悪化しているインヴィディア烈王国との開戦については、開戦を推し進めようとする元老院とは逆に、特別執権官メレフと共に慎重な立場を取っている。
国民からの支持率は高い一方で、ブリュナークやリントブルムといった反政府組織からは命を狙われている。
ちなみにフルネームは「ネフェル・エル・スペルビア」。
パートナーのブレイドはワダツミ。カグツチと共にスペルビア皇帝に代々仕えるブレイドで、皇帝であるネフェルの護衛として常にその傍らに控えている。平時はネフェルの執務の手伝いもしているようだ。紆余曲折あって、後にメレフに譲渡される。
特別執権官のメレフとは、主従の関係であるだけでなく従姉弟の関係でもある。2人きりの時は「従姉(ねえ)さん」と呼ぶこともある。
スペルビアの皇位は代々男子が継ぐのが慣例だが、ネフェルの父である先代皇帝は、ネフェルが生まれるまで男子に恵まれず、弟の娘であるメレフを男として育て皇位を継がせようとした。しかしその後ネフェルが生まれたことでメレフは皇帝とはなることはなく、代わりに皇宮に招ぜられ現在の特別執権官の地位に就いた。
従姉でもあるメレフのことを強く信頼しており、復活した天の聖杯に接触させ、アーケディアに行こうとする彼らに特使として同行させる。その後も、レックスと旅をしたいという彼女の本心を見抜いた上で、護衛として同行させている。