特務司書
とくむししょ
概要
特務司書とは、文豪と共に侵蝕者と戦い文学書を守る為に派遣されたアルケミストへ与えられた役職にしてプレイヤーの呼び名。
文豪達からの呼ばれ方は「司書さん(または「司書」)」を筆頭に、「君」「貴方」「お前」「おっしょはん」「アンタ」等と呼ばれている。
年齢・性別・性格・外見・生い立ち等は明示されておらず、ユーザーの想像に委ねられている。
初期はストーリー上のセリフ選択肢などが少ない為に実像が掴みにくく、文豪達と意思疎通、司書室の飾りつけ、嗜好品を贈るなどの行動から推し量っていた。
現在は誕生日回想や指環の記憶などで文豪たちから司書個人へもらう手紙や、館長たちのセリフなどからも司書の性格や仕事ぶり、嗜好などの情報を少し垣間見る事が出来る。
最近では、ある回想内で「司書はケーキが好きで、それを文豪達に知られている」という情報が得られ、同時にとある文豪に幸せそうな寝顔や寝ぼけているのを目撃される様子も描かれた。
また、アプリ版配信一周年記念回想(図鑑未収録)で、特務司書が開発した「携行型概念転送装置」という設定が明かされている。
メディアミックス作品における特務司書の描写
「舞台・文豪とアルケミスト」
未登場。
ただし舞台上には姿を見せず、特務司書とは呼ばれていないが転生を行うアルケミスト自身は存在しており、舞台版1「余計者ノ挽歌」冒頭で太宰達7名の文豪が転生した際、その助手を務めていると思われる江戸川乱歩が登場し「アルケミストより説明役を仰せつかっておりますので」と告げる。
なお図書館内の生活管理については文豪たちは外食もバーも自由に出かけて楽しみ、浄化成功すれば無礼講の祝勝会開催、館内で乱歩がなぜか謎に自転車を乗り回してもおとがめなしだった。
舞台版2「異端者ノ輪舞」では、長期休暇をとって旅行中の文豪たちもいるのでそこから推しはかるとほぼゲーム版に近いレベルかそれ以上に緩い。
アニメ「文豪とアルケミスト〜審判ノ歯車〜」
未登場。
転生を行うのはゲーム版のような人間のアルケミストではなく「アルケミスト」を名乗り存在している召装石に似た宝石のような物体。
言葉は一切発しないが館長代理であるネコとの意思疎通は可能な他、文豪の転生や生活の世話を全て「アルケミストの理の力」を発揮して賄っている。
但し、図書館内の生活管理については僧房の如く厳格にしすぎたせい&謎の大量の鰹節推しで、耐えかねた文豪たちがある騒動を起こしてしまう。
回想や手紙などから分かる文豪と特務司書の関係性
イベント「ハロウィーンナイトパーティー!」にて
二次創作における特務司書の描写
先述の通り公式からの明らかな情報は非常に限られているものの織り交ぜられた設定には興味深い点も多く、考察や妄想、二次創作の題材としても賑わっている。
THEiDOLM@STERシリーズのプロデューサーにおけるスーツ姿や、艦隊これくしょんの提督における共通認識の軍服なども存在しないので、その容姿や設定は老若男女、千差万別である。
「歴史のどこかの時点で違う分岐をした平和で、近代風情が長く漂う空気の中の日本」という設定である為、洋装を取り入れた和服姿や普通に洋服姿で描かれることもある。
また、館長とアカ・アオコンビと同じく帝國図書館の職員であることから、彼らと同じ濃緑の規定制服を着用していると設定して描いた作品もある。
要約すると、文豪とアルケミストの特務司書とはTHEiDOLM@STERシリーズのプロデューサーや、艦隊これくしょんの提督と同じような存在であると言える。
設定に謎が含まれている部分も多いが、回想を含むゲーム内の情報やキャラクターブックなどの関連本の記述などから特務司書についていくつか解るものもある。
詳細は「創作司書」のページを参照。
特務司書紹介用素材
プレイヤーとしての紹介は特務司書テンプレ、二次創作キャラとしての特務司書を紹介する場合は創作司書テンプレのページを参照。
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関連タグ
- 文豪とアルケミスト
- 創作司書……特務司書が登場する二次創作作品向けタグとして多く使用されている
- 文司書 / 司書文……CPタグ
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