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概要編集

舞台・文豪とアルケミストとは、DMMGAMES「文豪とアルケミスト」を原案にした舞台作品である。

2019年2月に公開された「余計者ノ挽歌(エレジー)」を皮切りに、これまで7度に亘って舞台演劇化されている。

通称とTwitterでの公式推奨ハッシュタグは「文劇」。


公演情報編集

主題歌は、DVD・Blu-rayの会場物販・特典サイトからの先行予約限定特典CDになっている。

脚本なるせゆうせい
演出吉谷光太郎
音楽坂本英城(ノイジークローク)・tak
各作主題歌歌/ROU(1~7) ・ 作詞/吉谷晃太朗(1~7) ・ 作曲/tak(1~4)、伊真吾(OVERCOME MUSIC)(5~7)

余計者ノ挽歌(エレジー)編集

2019年2月に東京都内、同年3月に京都市内にて上演。

DVD&Blu-rayは2019年8月28日発売。

主題歌は「光ノ先へ」。


あらすじ編集

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。

親友たちとの再会、そして前世ではありえなかった出会いに喜ぶのもつかの間、

太宰のあこがれの人、芥川龍之介の作品が侵蝕される。

芥川先生の作品は俺が守る!と意気込み、仲間を引き連れ潜書する太宰だったが―。

(公式サイトより引用)


異端者ノ円舞(ワルツ)編集

2019年12月に大阪市内、2020年1月に東京都内において上演。

DVD&Blu-rayは2020年6月10日発売。

主題歌は「白き美しき世界へ」。


あらすじ編集

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。

侵蝕者との戦いは新しい仲間も加わりながらも続いていた。

そんなある日、有島武郎の作品『カインの末裔』が侵蝕される。

有島武郎と同じ白樺派である志賀直哉と武者小路実篤は、仲間の作品を救うべく潜書するが――

(公式サイトより引用)


綴リ人ノ輪唱(カノン)編集

2020年9月に東京都内と京都市内にて上演。

DVD&Blu-rayは2021年2月24日発売。

主題歌は「魂となりて」。


あらすじ編集

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。

館長に導かれ、憧れの芥川龍之介と出会い、喜びに浸る太宰。

しかし、そんな平穏を壊すかのように、北原白秋の『からたちの花』が侵蝕され、

作者本人が自身の作品に“取り込まれる”という、未曾有の事態に。

北原とその作品を救うべく、太宰ら文豪たちは潜書をするが――

(公式サイトより引用)


捻クレ者ノ独唱(アリア)編集

2022年2月に東京都内と大阪市内にて上演。

DVD&Blu-rayは2022年8月3日発売。

主題歌は「継木(つぎき)」。


あらすじ編集

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。

尾崎一門が奇跡的な再会を果たし、皆それぞれが懐かしさに浸る中、どこか戸惑いを隠せない様子の徳田秋声。

ある日、徳田の師である尾崎紅葉の作品『金色夜叉』が突如侵蝕される事態が起こる。

太宰治らの協力のもと無事作品に潜書し、侵蝕者にとどめを刺そうとするが――

(公式サイトより引用)


嘆キ人ノ廻旋(ロンド)編集

2022年9月に東京都内と大阪市内にて上演。

DVD&Blu-rayは2023年3月29日発売。

主題歌は「滅ぼせ我が身を」。

本公演からアフタートークの開催、リピーター特典などが告知されている。


あらすじ編集

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。

幾度となく侵蝕者と戦ってきた芥川龍之介は、同じ新思潮で親友の菊池寛らと再会。

喜びもつかの間。なんと彼の師である夏目漱石の『こころ』が侵蝕される事態に。

一刻も早く潜書し、侵蝕を食い止めなければならない。

しかし同じ夏目門下である久米正雄が芥川との協力を拒み、散り散りで潜書することとなる。


敬愛する師の作品に足を踏み入れてもなお、手を取り合えない二人。

菊池や江戸川乱歩の応戦もかなわず侵蝕者によって窮地に追い込まれるが

エドガー・アラン・ポーとハワード・P・ラヴクラフトの活躍により浄化成功。

図書館で待つ、室生犀星と夏目の元に帰還する。


海外文豪らの武勇を称え、生前の作品について花を咲かす面々を横目に

かつての同志であった芥川らだけでなく、

異国の文化を持つ海外文豪らを受け入れられない久米と周囲との軋轢は大きくなるばかり…。


そんな最中、突然姿を消した久米。時を同じくして『破船』が侵蝕された。

とてつもない負に抗いながら、潜書を試みるも久米の意思を形にしたかのような結界に拒まれ――


(公式サイトより引用)


戯作者ノ奏鳴曲(ソナタ)編集

2023年2月に東京都内、同年3月に大阪市内で公演。

本公演では22歳以下限定の学割席が販売された。

主題歌は「Bright Hart」。


あらすじ編集

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。終わりの見えない戦いの最中、生前に思いを馳せる織⽥作之助は姿の見えない友、太宰治を探す。


そんな中、『蟹⼯船』が侵蝕される。同じく転⽣していた文豪たちが⽂学を守るべく潜書するも、迷いを抱えていた織田と、檀一雄、坂⼝安吾は潜書することができず――


(公式サイトより引用)


旗手達ノ協奏(デュエット)編集

2024年6月に東京都内、京都市内で公演。

主題歌は「疾風」。


あらすじ編集

文学作品を守るためにこの世に再び転生した文豪たち。その中心には白樺派がいた。

しかし、長く続く侵蝕者との戦いが、歴戦の栄光に小さな翳りを落とす。

その根幹が見出せない彼らを嘲笑うかのように侵蝕は広がり、小さな綻びは大きな窮地に。

そんな時、志賀直哉の脳裏に浮かんだのは、かつて巨大な敵に文学で立ち向かった小林多喜二だった。

今後の戦いの激しさを憂い小林の転生を目論む志賀だったが、その間にも有碍書は増え続け……。

危機が迫る中も挫けず、現状を打開する策を練る志賀。それを武者小路実篤ただ一人がそっと遠くから見守っていた。


(公式サイトより引用)


文劇8編集

2024年6月23日に2025年5月に上演予定である事が発表された。

タイトル・主題歌・出演者未定。


戯曲ノ書編集

「文劇」を文学として味わう戯曲本シリーズ

舞台「文豪とアルケミスト」、通称“文劇”は、文豪転生シミュレーションゲーム「文豪とアルケミスト」(DMMGAMES)を原作とした、人気2.5次元舞台シリーズ。

 このダイナミックな殺陣と、独特で繊細なセリフが魅力的な舞台を“文学”として味わう戯曲本シリーズが登場しました。


(公式サイトより引用)


2020年9月に同時刊行。

舞台「文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌(エレジー)」「異端者ノ円舞(ワルツ)」の上演台本を収録。

台本をそのまま収録している為、実際に上演された舞台とは一部異なっている部分もある。

  • 舞台「文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌(エレジー)」戯曲ノ書
  • 舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞(ワルツ)」戯曲ノ書

余談編集

  • 劇中曲
    • 劇中で使用される音楽は原作ゲームから引用した曲のほかに、舞台のために新たに書き下ろした楽曲も使用されている。
    • 舞台用の新規書き下ろし曲の内、1~5作目で使用された曲は原作ゲームのサービス開始5周年を記念して製作された音樂大全集に収録されている。

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外部リンク編集

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