アレクサンド・アンデルセンとは、平野耕太の漫画『HELLSING』に登場するキャラクターである。
「AMEM(エイィィィメンッッ)!!」
概要
平時は孤児院にごく普通の神父として務めているが、
その正体はヴァチカン法皇庁特務機構第13課「イスカリオテ」に所属する化け物ハンター。
かなりの狂信者であり、孤児院の子供たちに
「暴力を振るって良い相手は 悪魔共と異教徒共だけです」と、
何気に空恐ろしいことを吹きこんでいたりする。
出身・人種・年齢など全ての経歴が一切不明で、判っているのは様々なアダ名。
「聖堂騎士(パラディン)」「殺し屋」「銃剣(バイヨネット)」
「首斬判事」「天使の塵(エンゼルダスト)」
そして彼がヴァチカンが持つ対「化物」戦闘に対する切り札であること。
戦闘スタイルは祝福儀礼を施した銃剣による格闘の他、
その銃剣を投げナイフのように使って中距離にも対応する。
劇中ではこの「銃剣投擲」が印象的に使われている。
また回復法術(ヒーリング)や科学的な人体改造により強力な「再生者(リジェネーター)」となっており、
45口径弾(454カスール)を眉間に喰らっても直に復活する。
他にも聖書を媒体とした結界術や転移術も用いる。
孤児院はおそらくバチカンの戦士育成のためでもあろうが、
それなりに愛情深く子供たちを世話しているようである。
また幼少時のマクスウェルやハインケル、由美江らと一緒にいる姿が描かれたことがある。