概要
主人公。
福祉大学に通うごく普通の大学生3年生。
7月2日(書籍では8月20日)生まれ。身長169cm。
大学の帰り道に光永正義の勇者召喚に巻き込まれてしまい、異世界トリニィアに召喚されてしまった。
謙虚で温厚なお人よしの人柄ではあるが、ここぞという時には体を張る事も厭わない性格。実は光永たちの高校のOB。ピーマンが大の苦手。
特に秀でたものは無い平凡な能力の持ち主だったが、この異世界で創造神のシロから加護を受け、感応魔法も習得、クロをはじめとする異世界では偉大過ぎる六王や神族などと短期間で親しい間柄になる人脈チートの持ち主となった。
それゆえに一部からは「化け物」扱いされている。また、加護の効果によりレースの賭博で必ず一着を的中させる、稀少な魚しか釣れないなどかなりの幸運の持ち主ともなっている。
感応魔法は快人のみが使える固有魔法と呼ばれる種別のもので、他者の感情を読み取ったり、自身の感情を周囲に伝播する事が出来る。
これにより無意識のうちに相手の望みを読み取ったり、こちらの友好的な感情を伝えたりしており、人脈チートの一因ともなっている。また、シロの加護の影響もあり、人見知りな精霊からもすぐ懐かれている。
特技はルービックキューブであるが、将棋やチェスなどボードゲームは恐ろしく弱い(アリスが手加減しようとして匙を投げるほど)。
快人本人に戦闘能力はないものの、クロによって制作された魔法を使用する事で一応は戦う事ができる。しかし、あくまでも一応程度であり、周囲のチート級の人物たち程の力も出せない上に、使用した後は疲労などで倒れてしまう。ちなみに、シロの本祝福には、悪意ある魔法の無効化や相手の魔力防御を無効化する効果がある。
過去に大きな事故に遭った経験があり、自らは奇跡的に助かったものの両親を亡くし、それ以来は人との付き合いを避けるようにしている。首筋にその事故による大きな傷跡が残る。
日記を付ける習慣があるのだが…。