無敵の龍(ラストオリジン)
むてきのりゅう
概要
三安産業のラビアタ・プロトタイプ、PECSの某シリーズと並ぶ、ブラックリバーの秘密兵器にして3大バイオロイドの1人で、特に三安のラビアタに対抗する為、ブラックリバーが総力を結集して生み出したホライゾンの指揮官型バイオロイド。
肉体面の強さでは三安の技術には敵わない為、軍事企業としての強み………戦争経験で得た膨大なデータに基づいて、あらゆる戦略、戦術、指揮能力を詰め込まれ誕生した。
製造された経緯がラビアタを超える為「だけ」故に、2体以上作る事自体はブラックリバーそのものや龍の価値を毀損するものだと考えられ、ラビアタ同様1体しか製造されなかった。
ホライゾンを含む封印された三艦隊、120隻の軍艦と3万4千のバイオロイドを指揮できる事から、その凄さが伺える(まだ目覚めていない艦隊もいるとの事)。
これだけの能力を持った彼女ですら「恨まれないようにするのが精一杯」「アーミナ(作中にに登場する人類最後の指導者)以外の人間に感謝されたことはなかった」と言う辺り、当時のバイオロイドの立場を物語っている。
龍本人は現在の司令官(主人公)やラビアタ率いるレジスタンスとして「皆と公平に付き合いたい」と思っているが、ブラックリバー所属の軍用バイオロイドは個体にもよるが大半は龍と直接会った場合、大きく硬直する。
尚、2021年現在イラストの検索はハングル語の무적의용の方がヒットする。
容姿
指揮官型バイオロイドだけあり、白い軍服に身を包んでいるクールビューティー。
美しく長い黒髪は「東洋人の遺伝子によるもの」だそうである。
一昔前の軍人特有の喋り方は「あえて意識して」作られたもので、製造時に組み込まれた言語モジュールからインプットされたもの。
尚、課金スキン「セーラー龍」で着ているセーラー服は部下であるAG-2Cセイレーンのもの。体格がまるで違うので、はちきれんばかりにムチムチである。
主人公にせがまれて無理して着たものの「恥ずかしすぎて死んだ方がマシかも」と言いながら、意外と満更でもないご様子。
余談だが2021年現在、pixivにアップされている龍のイラストの約半分はセーラー龍という状態。
性格
見ての通りの女軍人というかお堅い性格だが………。
イベント『儚き記憶は友と共に』(2021.9.1-2021.10.13)に登場した際は、イベントの初っ端で「司令官のご褒美」について言及するなど、早くも堅物キャラが崩れかけている。
また、裸に毛皮のコートのみという、とんでもない格好になっている。作中でも「裸の変質者がうろついている」などと噂になっていたが、当人は「武人なので」の一言で恥ずかしがる様子もなく、不屈のマリー共々イベントストーリーを盛り上げていた。
主人公にはストレスで露出趣味に走ったと思われていた。またなぜ部下のセーラー服は恥ずかしがるのかは謎である。
性能
3大バイオロイドの名は伊達ではなく、ラビアタ、エタニティ同様桁外れの性能をもつ、公式チートキャラ。
支援機でありながら火力は圧倒的で、通常時はそこそこといったところだが、一度待機すれば敵全体にとんでもない火力の嵐を降らせることが可能。
ほぼ全ての常設ステージでレギュラーとして採用していいレベル。ただでさえ高レベルの防御貫通も備えているのに、クリティカル時は鉄虫のバリア・防御アップ効果を解除、おまけに保護効果を無視するためだいたいの鉄虫は保護機諸共消し飛ぶ。
また、本来は支援機なのでバッファーとしても優秀で、ラビアタやLRLと一緒になっても真価を発揮する。
龍の欠点は二つ名の通り「無敵」だが、「万能ではない」事。
偵察効果を受けている時ダメージ量がアップ・自身にもバフがかかる都合上、小型偵察ドローンか運命の水晶玉が半固定装備となる。
さらに編成では、砲撃モードに切り替える際待機せねばならないため、オートで艦隊砲撃を使わせる場合は贖罪のマリアが必須となる。(龍マリアと言われるコンビがこれである)
また、ラビアタのように「1体しか製造されなかった」という設定はゲームにも反映され、ストーリーでドロップはせず、製造も出来ない。リンクには特殊代替コアが必須。
とはいえ強い事は確かなので、手に入れた場合は育成をお勧めしたいキャラである。
育成だがクリティカル時に追加効果が発生する物があるので、必ずバフや装備などの補正込みで100%以上にしておきたい。
あとは必要な命中を確保した上で、残りを攻撃に振るという一般的なアタッカーのステ振りでOKである。