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ユリガ・ハーンの編集履歴

2022-01-08 15:25:38 バージョン

ユリガ・ハーン

ゆりがはーん

ライトノベル作品『現実主義勇者の王国再建記』の登場人物である。

「大王って呼ばれてるにしては弱そう。お兄様の方がよっぽど強そうだわ」


「だ、誰が寂しいって!?チミッコのくせに生意気なのよ!」


「私は賭けに勝ったんだああああ!!」



プロフィール

フルネームユリガ・ハーン
肩書草原遊牧国家マルムキタン王女(~文庫14巻)→ハーン大虎王国王女(文庫14巻~帝国建立記)→フリードニア王国第四正妃(帝国建立記以降)
出身東方諸国連合 草原遊牧国家マルムキタン
生年月日大陸暦1534年(大陸暦1552年時点で18歳の為)
種族天人族
性別女性
初登場話文庫9巻第3章

概要

フウガの妹。東方諸国連合の草原遊牧国家マルムキタン出身。

水色の遊牧民風の装束を身に纏い、活力漲る目が印象的で、紺色の髪を結んだ天人族の少女。

性格はちょっと気の強く、リーシアやナデンに近いタイプ。

護衛を付けても撒いて自由行動するお転婆で、フウガの妹ということで周囲も甘いので

フウガも困っていた。ただし、悪さをすればフウガから拳骨を落とされることも。


当初はマルムキタンの歴史からくる価値観もあってソーマを軽く見ていたが、大国の王である彼が諸国連合の王ですら軽く見ることのあるフウガを強く警戒していることから、評価を少しずつ改め始め、留学の影響もあってフウガと異なる観点で成長を遂げていく。


フウガがソーマに連絡する際、ユリガを経由することが多く、兄のことで謝ったりと苦労人となっている。魔王領侵攻の際もフウガを牽制する役を務める。


対人関係

家族(ハーン家)

フウガ・ハーン

兄。東方諸国連合統一の動乱から守るため、ソーマにユリガを預ける。


ムツミ・チマ

兄嫁。義理の姉。


ライガ・ハーン

父。故人。


友人関係

イチハ・チマ

ムツミの弟。ムツミがフウガと結婚したことで、ユリガとは義従弟にあたる。


トモエ・イヌイ

チマ公国で知り合って以降の友人。ユリガ本人はチミッコと呼んだり、

腐れ縁と言っているが、お別れになりそうな場面では寂しい状態になった。


家族

ソーマ・カズヤ

フリードニア王国国王。

最初は保護者代わりだったが、後に夫となる。


リーシア・エルフリーデン

フリードニア王国第1正妃。

政略の一環として国王ソーマに嫁いだ女性ということで相談相手となる。


マリア・ユーフォリア

フリードニア王国第3側妃。元グラン・ケイオス帝国女皇。

マリアからすれば、ユリガ自身は国を崩壊させた男の妹になる為、緊張状態だった。

しかしマリア本人は、ソーマが受け入れてくれた計画にユリガも協力してくれた為、特に遺恨はなく、むしろ姉妹のような関係を築きたい意向なので負い目を感じることもなくなった。


その他

サミ・チマ

イチハの姉。ユリガの義姉・ムツミの妹であり、親戚関係にあたる。

義父・ハインラントがハシムの策略(フウガが献策採用した)で殺されたので気にかけていた。

サミ本人は、フウガのことは恨んでいないが、

ユリガについては血の繋がった兄に振り回されそうな感じで親近感を覚えていた。


活躍・経歴

現実主義勇者の王国改造記

  • 文庫9巻第3章以降
  • 大陸暦1547年、13歳前後

東方諸国連合の魔浪時、フウガにわがまま言ってチマ公国に付いてくる。

その最中、ソーマや後に友となるトモエ、イチハと会う。

戦場に行くフウガの依頼でソーマに預けられ、共に行動する。

その最中、同年代であるトモエ、イチハと親睦を深める。


東方諸国連合の魔浪が収まった後、フウガの意向でフリードニア王国に行く。

フリードニア王国到着後、ハクヤと対面する。

王立アカデミーに通うまで、ハクヤが教育係となる。


リーシアが王城に帰還した際、彼女に挨拶するが

自分と同じ空気を感じて緊張する。


  • 文庫10巻、文庫11巻
  • 大陸暦1548年、14歳前後

マルムキタンの客人として、フリードニア王国の戴冠式・結婚式に出席する。

トモエ、イチハと共に王立アカデミーに通い、ルーシー・エヴァンズとヴェルザ・ノルンと出会う。

学生生活を過ごしながら、フリードニア王国が変な国(国民が国王に熱狂していないけど信頼している国)だと実感する。


フウガへの手紙を出す際、ソーマの許可を貰いに行くが、事務担当官に渡せばいいと気にされなかった。ただし、ソーマも重要機密に触れるような場所に近づけないようにしており、機密漏洩したら即刻送り返すつもりでいる。その話題時、アイーシャ、ナデンの眼光が鋭くなっていて、王も、王妃も恐ろしいと感じる。

魔物学シンポジウムが始まる時期に、魔導サッカーに興味を持ったり、オバケ祭りにも参加する。


現実主義勇者の大国建造記

  • 文庫13巻~文庫14巻
  • 大陸暦1549年、15歳前後

九頭龍諸島でのオオヤミズチの討伐に向かうソーマやトモエらに無断で付いてくる。

トモエやイチハに聞いても教えてくれないので、ゴンドラの荷物に紛れ込んで付いていったが

船の貨物室に詰め込まれていた。密航者が見つかると大型海洋生物のエサにされる噂で

出るわけにいかず、半分船酔いで意識を失っていた。

その場はソーマが一緒に謝ってくれたので、事なきを得る。


九頭龍諸島から帰還後は、無断欠席の罰として

毎日授業終了後2時間、講師が付きっきりでの補習(2週間は休日返上)を受けることになった。


本来密航、密入国までやると国際問題レベルの大事件となり退学となるが、ソーマらの温情で、密航・密入国の事実自体揉み消したので、無断欠席だけ問題となった。


  • 文庫14巻~文庫15巻
  • 大陸暦1550年、16歳前後

東方諸国連合の動乱では、フウガがイチハの兄・ゴーシュに命を狙われ、返り討ちにしていた。

ソーマからイチハとユリガに敵意・害意はないか尋ねられたが

ユリガ本人はゴーシュや裏で仕切るチマ公は許せないが、イチハに対して何も思わず

イチハ本人は恨みに思うなら父・チマ公なので

お互い敵意はなく、友人関係に暗雲は来なかった。


義父をハシムの策略で殺されたサミ・チマのことも気にかけていて

東方諸国連合統一するのに騙し討ちの正当性はあるのかとソーマに意見を聞くことも。


潜血魔蝕虫症(通称:魔虫症)への対処時は

フウガの妹であることを利用して大虎王国側を牽制する役で

トモエ、イチハに同行する。その際、シュウキンと再会する。


8月半ばにガーラン精霊王国父なる島の城塞都市ミンでフウガと再会する。

フリードニア王国帰還後は王立アカデミー夏季休暇中の課題に取り組む。

夏祭りにトモエ、イチハ、サミ、ルーシー、ヴェルザと参加する。

その最中、ジルコマ、コマイン、ローレン、セリィナ、ジンジャー、サンドリアと会う。


現実主義勇者の帝国建立記

大虎ケイオス戦争前後

  • 文庫16巻、「群像の章7」
  • 大陸暦1552年、18歳

王立アカデミー卒業した。大虎王国に帰国させても問題はないはずだが、

フウガからの命令がなく、フリードニア王国に留まっていた。


背は伸びてリーシアくらいになり、身体付きもすっかり女性らしくなった。髪の長さは変わらないが、髪型はハーフアップに変わっている(曰く『この歳までツインテールはキツいでしょ!』)。可愛くも凜々しい顔立ちは会ったばかりの頃のリーシアを思い出させた。能力的にもトモエちゃんやイチハのようにずば抜けた部分はないものの、軍事も学問も政務も平均以上を叩き出せるオールマイティな人材となっている。

ただ、どういう立場かハッキリしてくれないと客分のままだし、軍事にも政務にも学問にも従事させづらいので、ソーマもどう扱って良いかわからず、ユリガもどうすればいいか困っていた。


そんな中、在学中魔導サッカーで一目置かれており

チーム『パルナムブラックドラゴンズ』からスカウトが来ており

魔導サッカー選手として活躍した。









ネタバレ注意














放送越しでフウガと再会し、フウガから




ソーマ・A(アミドニア)・エルフリーデンに輿入れさせる



と命令される。



彼女本人は承認したが、フウガがソーマと戦った場合

フウガが縄を打たれることになったら助命を乞わなければいけないからという理由である。


それが通るのはユリガがソーマやフリードニア王国の人々に愛されているかどうかにかかる。


ソーマから寵愛を受け、王国の人々からも不憫に思って貰えるような妃にならなければならない。

そのために、誠心誠意、王国に尽くしたいということである。


仕方なく婚約した.....と見えるが








「私は賭けに勝ったんだああああ!!」






と婚約したことをトモエ共に大喜びした。








フリードニア王国に数年暮らしてきて、すっかり王国の生活に慣れた今となっては、

・余所の国に行くことを考えていない

・魔導サッカーのチームでもっと戦いたい

・トモエやイチハやルーシーやヴェルザみたいな友達と離れるのも嫌


なので王国に留まれて、できるなら魔導サッカーの選手をしばらくは続けさせてくれそうな人に嫁ぎたい。フウガが認めてくれそうな人となると、ソーマくらいしかいなかった。


そのために、リーシア達嫁5人にソーマのもとに嫁いで受け入れてもらえるか、

どうすればフウガにソーマ殿との婚姻の命を出させられるか相談し、裏で動いていた。


なお、イチハは二つ目までの条件は満たしてるけど、ソーマの家臣との結婚じゃあフウガは納得しない上に、トモエが怖いので、嫁ぎ先候補から外した。


ヴァロワ停戦条約後は、第二正妃のアイーシャ、第三側妃候補のマリアと三妃の茶会を行い、親睦を深める。



魔族・シーディアンとの交流

  • 世界解明の章
  • 大陸暦1553年

ソーマと結婚し、第四正妃となる。

魔王領侵攻ではフウガを牽制する役としてソーマに同行する。

停戦後はトモエ、イチハ達と共にシーディアンと交流する。


登場話

文庫5巻~10巻:現実主義勇者の王国改造記

作中日時収録巻・出典エピソード名出来事
大陸暦1547年
11月某日文庫9巻第3章小さな冒険と出会いトモエ、イチハやユリガと出会う

関連タグ

現実主義勇者の王国再建記

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