「もちろん、家族としてです！ 添い遂げるならトモエさんがいいと思っています！」
「……敵いませんね」
| この記事は単行本・アニメ未収録のネタバレ情報を含みます。 |
|---|
プロフィール
| フルネーム | イチハ・チマ |
|---|---|
| 肩書 | チマ公国チマ家5男→フリードニア王国王立アカデミー留学生（文庫11巻～12巻）→フリードニア王国家臣兼王立アカデミー生徒（文庫12巻～15巻）→フリードニア王国宰相代理（文庫16巻～） |
| 異名 | 東方諸国連合の麒麟児 |
| 出身 | 東方諸国連合チマ公国 |
| 生年月日 | 大陸暦1537年（大陸暦1547年時点で10歳の為） |
| 種族 | 人間族 |
| 性別 | 男性 |
| 初登場話 | 文庫8巻エピローグ フリードニア王国軍、東へ |
| CV | なし |
概要
チマ公国チマ家の5男。8人兄弟の末弟。
線が細く、病弱で絵を描く内向的な少年。
東方諸国連合の文化もあって軽んじられていたが、独自に魔物の体系化を行っており、それを知ったソーマはチマ家で最も才のある存在とまで絶賛。
関係者
家族（チマ家）
マシュー・チマ
父。東方諸国連合の動乱では、イチハに対して手紙を出したが子供の心配ではなく、ソーマにフウガ派につかないでくれと情勢の話しかしなかった。
ハシム・チマ
チマ家長男。政略に優れている。
思慮深く、妹であるヨミとサミでさえ、考えが読めない恐ろしい人とされている。
大陸暦1547年時点で25歳。
ナタ・チマ
チマ家次男。巨大な斧を使う剛力の持ち主。
大陸暦1547年時点で22歳。
力自慢である為、イチハ、ヨミ、サミにキツくあたっていた。
チマ家長女。美しく知略・武勇に優れている。
大陸暦1547年時点で20歳。
弟のイチハ、ニケ、妹のヨミ、サミのことを気にかけていた。
ゴーシュ・チマ
チマ家三男。弓の腕前は天下一品。
大陸暦1547年時点で18歳。
力自慢である為、イチハ、ヨミ、サミにキツくあたっていた。
東方諸国連合の動乱で、ゴーシュが死んでも特に悲しむ兄弟はいなかった。
ゴーシュを討ったフウガに対しても、イチハは特に恨むこともなかった。
ヨミ・チマ
チマ家次女でサミの双子の姉。魔導士。読書家で知識が豊富。
大陸暦1547年時点で17歳。
サミ・チマ
チマ家三女でヨミの双子の妹。魔導士。読書家で経理に明るく暗算が得意。
大陸暦1547年時点で17歳。
義父ハインラントを殺された後はフリードニア王国に亡命した為、イチハはサミのことを気にかけていた。
ニケ・チマ
チマ家四男の美少年。目で追えないほどの槍捌きを見せる。
大陸暦1547年時点で16歳。
フリードニア王国上層部
フリードニア王国の賢狼姫。ソーマの義妹。
1つ年上の友達（大陸暦1547年時点で11歳）。
東方諸国連合の魔浪時に知り合う。後に婚約者となる。
フリードニア王国国王。トモエの義兄。
イチハの才を気付き、フリードニア王国に行くよう取り計らう。
フリードニア王国宰相。後に師匠となる。
王立アカデミー関係
東方諸国連合の草原遊牧国家マルムキタンの王女。
大陸暦1547年時点で13歳。
東方諸国連合チマ公国の魔浪時に知り合い、トモエと同じく友となる。
ルーシー・エヴァンズ
王立アカデミー学生時代の友人。エヴァンズ商会代表の娘。
大陸暦1548年時点で13歳。
ヴェルザ・ノルン
王立アカデミー学生時代の友人。ダークエルフ族の少女。
大陸暦1548年時点で13歳。
ハルバート・マグナに惚れていて、卒業後はハルの秘書官的立場となる。
活躍・経歴
現実主義勇者の王国改造記
- 文庫8巻エピローグ、9巻第3章～10巻
- 大陸暦1547年（10歳）～大陸暦1548年（11歳）
東方諸国連合の魔浪時にトモエ、ソーマらと出会う。
ソーマの計らいでフリードニア王国に行くことになり、トモエ、ユリガと共に王立アカデミーに通うことが決定する。
結婚式・戴冠式にはチマ公国マシュー・チマ公の名代として参加する。
現実主義勇者の大国建造記
- 文庫11巻
- 大陸暦1548年、11歳
トモエ、ユリガと共に王立アカデミーに入学する。そこでルーシー、ヴェルザと出会う。
自身が主導で魔物部位識別法（魔識法）の研究を進めている。
魔物学シンポジウム以降、チマ家の余り物という不遇の評価は消え去り、イチハの名声は上がる。
- 文庫12巻第1章（招かれざる客人）、13巻、14巻第3章・第9章
- 大陸暦1549年、12歳
立場は他国の留学生だったが、ソーマ、ハクヤ、トモエに王立アカデミー卒業後、この国に仕えないか勧誘される。ムツミのいないチマ公国に思い入れがない為、ソーマの臣下になることを承諾する。
また、魔物部位識別法（魔識法）の研究を進めるにあたって有効となる為、トモエが魔物と話したことがある事実を聞く。
九頭龍諸島連合ではオオヤミズチ対策に臨む。
東方諸国連合統一戦争時に父・マシューから手紙が来たのだが、子供の心配より戦況しか書いていなかった。ソーマは子供の心配が無いことに呆れていたが、イチハはそういう人だと割り切っていた。
兄・ゴーシュがフウガの命を狙ったが、返り討ちにされており、ソーマからイチハとユリガに敵意・害意はないか尋ねられた。
ユリガ本人はゴーシュや裏で仕切るチマ公は許せないが、イチハに対して何も思わなかった。
一方のイチハ本人は恨みに思うならマシューなので、お互い敵意はなく、友人関係に暗雲は来なかった。関係に暗雲が来ないことに安心しきって泣いたトモエを慰めた。
同じ姉で、フリードニア王国に亡命してきたサミ・チマのことを気にかけていた。
- 文庫15巻プロローグ・第8章・第11章・後日章
- 大陸暦1550年、13歳
潜血魔蝕虫症（通称：魔虫症）への対処時はトモエ、ユリガと共にガーラン精霊王国に行く。
8月半ばに父なる島の城塞都市ミンでフウガと会う。
フリードニア王国帰還後は王立アカデミー夏季休暇中の課題に取り組む。
夏祭りにトモエ、ユリガ、サミ、ルーシー、ヴェルザと参加する。
その最中、ジルコマ、コマイン、ローレン、セリィナ、ジンジャー、サンドリアと会う。
現実主義勇者の帝国建立記
- 文庫16巻
- 大陸暦1552年、15歳
背も伸びて、すでにトモエちゃんやユリガよりも高くなり、174cmあるソーマに迫ってきている。
顔立ちにはまだ子供っぽさを残しているものの、まさに文学美少年といった感じになっている。
王立アカデミー在学中から魔物学の権威として名を馳せる一方、ハクヤに師事して政治や政略のことを学んでいた。
政争の果てに亡命してきたサミの姿を見て、思うところがあり、ハクヤから自身の後継者（次代の宰相候補）となれるよう教育された。
大虎ケイオス戦争後、ソーマから宰相代理に任命された。
能力的にはハクヤからもお墨付きをもらっているし、これからハクヤがしていたフリードニア王国での仕事を引き継ぐことになる。
- 世界解明の章
- 大陸暦1553年、16歳
魔王領侵攻に同行する。魔族（シーディアン）との協議後、シーディアンと親睦を深める。
- 英雄挽歌の章
- 大陸暦1553年、16歳
パルナム城へと帰還したソーマの招集として、我が国の頭脳派の1人として会議に参加する。
参加者はソーマ、リーシア、ハクヤ、イチハ、ユリウス、エクセル、ルドウィン、カエデである。
- 「英雄挽歌の章」第16話
- 大陸暦1553年、17歳
王都パルナムに残るユリガ達と別れ、トモエやロロア達と共に湾岸都市ヴェネティノヴァへ避難する。
登場話リスト
| 作中日時 | 収録巻・出典 | エピソード名 | 出来事 |
|---|---|---|---|
| 大陸暦1547年 | |||
| 10月下旬 | 文庫8巻エピローグ | フリードニア王国、東へ | チマ公国へ行く |
| 11月某日 | 文庫9巻第3章 | 小さな冒険と出会い | トモエ、イチハやユリガと出会う |
| 11月某日 | 文庫9巻第4章 | 終局 | |
| 11月某日 | 文庫9巻第5章 | 諺は意味を変える | イチハ、フリードニア王国へ行くことになる |
| 11月某日 | 文庫9巻第6章 | 扱いに困るお土産 | |
| 11月末 | 文庫9巻群像編1 | 子供たちと保護者たち | |
| 大陸暦1548年 | |||
| 2月1日 | 文庫9巻エピローグ2 | おかえり | |
| 4月1日 | 文庫10巻第8章 | 式を前に | フリードニア王国で戴冠式・結婚式 |
| 4月1日 | 文庫10巻最終章 | 華燭の典 | |
| 4月7日 | 文庫11巻第1章 | 学園へ行こう | トモエ、イチハ、ユリガ、ヴェルザ、ルーシーが王立アカデミーに入学 |
| 6月 | 文庫11巻第2章 | 東西リアル歌合戦 | |
| 6月 | 文庫11巻第3章 | シンポジウム | |
| 6月 | 文庫11巻第4章 | 意見交換会 | |
| 8月2日～11日 | 文庫11巻第5章 | 盆パレード行進曲 | |
| 大陸暦1549年 | |||
| 1月 | 文庫12巻第1章 | 招かれざる客人 | |
| 1月 | 文庫13巻第2章 | 元凶 | |
| 1月 | 文庫13巻第3章 | 準備 | |
| 1月 | 文庫13巻第4章 | 先行 | |
| 1月 | 文庫13巻第5章 | 遭遇 | |
| 1月 | 文庫13巻第6章 | 出撃 | |
| 2月 | 文庫13巻第8章 | 会敵 | |
| 2月 | 文庫13巻第9章 | 快斗 | |
| 2月 | 文庫13巻第11章 | 大鍋 | |
| 2月 | 文庫13巻後日章1 | 凱旋 | |
| 2月末 | 文庫13巻後日章2 | 余波 | 名前のみ |
| 5月 | 文庫14巻第3章 | 揺れる諸国連合 | |
| 9月 | 文庫14巻第9章 | 亡命者の仕官 | |
| 大陸暦1550年 | |||
| 1月半ば | 文庫15巻プロローグ | 1つの国が興る陰で | |
| 数か月後 | 文庫15巻第8章 | 調査 | |
| 数か月後～8月半ば | 文庫15巻第11章 | 終息 | |
| 8月末 | 文庫15巻後日章 | ある夏の夜に | |
| 大陸暦1552年 | |||
| 4月 | 文庫16巻プロローグ | 2 years after | カイト・ソーマ誕生。トモエ達が王立アカデミー卒業 |
| 4月末 | 文庫16巻第1章 | 結婚式と家族旅行 | クー、タル、レポリナの結婚式 |
| 7月 | 文庫16巻第4章 | 花たちの暗躍 | ユリガとソーマ婚約 |
| 7月 | 文庫16巻第5章 | 交差し交錯する思い | |
| 8月上旬 | 文庫16巻第8章 | 海洋同盟の本気 | 海洋同盟の武力介入 |
| 8月上旬 | 文庫16巻第11章 | 姉妹 | |
| 8月上旬 | 文庫16巻エピローグ | それが彼女の生きる道 | 停戦協議 |
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作品関連
| 作中設定 | 現実主義勇者の王国再建記 |
|---|---|
| キャラクター関連 | 現実主義勇者の王国再建記の登場キャラクター一覧 |
| pixiv人物紹介 | 『現実主義勇者の王国再建記』及び『改造記』・人物一覧 |
| 地理 | 現実主義勇者の王国再建記の世界観 |
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| 作者 | どぜう丸 - pixiv |
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| あとがき | あとがき（文庫本1巻～7巻） |
本編
| 文庫名 | 収録本 | pixiv・なろう小説 |
|---|---|---|
| 現実主義勇者の王国再建記 | 文庫1巻～文庫4巻 | 現実主義勇者の王国再建記 |
| 現実主義勇者の王国再建記 | 文庫5巻～文庫10巻 | 現実主義勇者の王国改造記 |
| 現実主義勇者の王国再建記 | 文庫11巻～文庫15巻 | 現実主義勇者の大国建造記 |
| 現実主義勇者の王国再建記 | 文庫16巻～ | 現実主義勇者の帝国建立記 |
キャラクター関連
※太字は中期・後期ヒロイン
※項目は初登場時の立ち位置で、主要キャラを記載
| 項目 | 該当キャラ |
|---|---|
| 主人公 | ソーマ・カズヤ |
| 初期ヒロイン | リーシア・エルフリーデン アイーシャ・ウドガルド ジュナ・ドーマ |
| 主要配下 | トモエ・イヌイ ハクヤ・クオンミン ポンチョ・イシヅカ・パナコッタ セリィナ ルドウィン・アークス ジーニャ・マクスウェル ハルバート・マグナ カエデ・フォキシア エクセル・ウォルター |
| アミドニア公国 | ロロア・アミドニア ユリウス・アミドニア |
| グラン・ケイオス帝国 | マリア・ユーフォリア ジャンヌ・ユーフォリア |
| 星竜連峰 | ナデン・デラール |
| トルギス共和国 | クー・タイセー |
| 九頭龍諸島連合 | シャ・ボン |
| 東方諸国連合 | フウガ・ハーン ユリガ・ハーン イチハ・チマ |
