概要
『化物語』のアフターストーリーに当たる。
サブタイトルは「しのぶタイム」
忍野忍が中心の話だが、『傾物語(まよいキョンシー)』が実質上の忍編であったように、真の主役は別にいたりする。
タイムスリップの直後、八九寺と帰宅途中の暦は『それ』を目撃してしまった…。
『それ』の正体と対処法を知るため、忍に助言を求めたところ、『それ』は彼女の過去に関わりがあったらしく、暦たちは、彼女の過去話を聞いていく…。
暦の愛車が犠牲になったり、幼女ハーレムが形成されたり、戦場ヶ原×羽川が暦の前で展開されたりする。
他にも、とある人物が非常に残念であったことや、あるキャラクターが本編で吐いた嘘、が明らかになったりして、いろいろな意味で涙無しには読めない一冊である。
なお、時系列的に『猫物語(白)』と並行して進んでいるが、相互の干渉はそこまで強くない。