概要
最終官位は正五位下能登守、通称「能登殿」。
『平家物語』では、数々の合戦において武勲を上げ、「たびたびの合戦で一度の不覚も取ったことはない」「王城一の強弓精兵」と言われる平家随一の猛将であり、源義経のライバル的存在として描かれている。
最期は壇ノ浦の戦いで源氏の武士二人を道連れに、海に飛び込んで亡くなったとされるが、諸説があり、祖谷に落ち延びてその地で没したとも云われる。
関連人物
平教盛 - 父。
海御前 - 妻。この人物(もしくは母親)は、四国・九州に伝わる河童の妖怪だという伝承がある。
平通盛 - 兄。
平清盛 - 伯父。