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夜尿症の編集履歴

2022-02-23 02:45:39 バージョン

夜尿症

やにょうしょう

「おねしょ」の別名(というか病気としての「おねしょ」のこと)

夜尿症とは*

ざっくりと説明してしまえばおねしょが治っていない事。

厳密には「夜尿症」や「遺尿症」はある程度の年齢5~6歳)以上で一か月に一度以上寝具を濡らしてしまい、それが三か月以上連続して続くことである。

そのためこの年齢以上の子が失敗してしまったとしても、それが偶発的なもので連続しない限りは心配する必要はない。人間だれしも時にはそんなこともある。


分類*

大きく分けて夜尿症には二種類あり、「一時性夜尿症」「二次性夜尿症」である。

読んで字のごとく一時性とは生まれてからずっとおねしょが続いていることであり、二次性とは成長に応じて一度は治ったはずのおねしょが再発してしまった物を指す。


原因*

まだ不明なことも多いが、夜尿症の原因としては以下のものがあげられる。

抗利尿ホルモンの分泌、需要に問題がある*

抗利尿ホルモンとはおしっこの量を減らす働きを持つホルモンであり、本来は睡眠中多く分泌されることで原尿から水分の再吸収を促し尿量を減らす事でトイレに行けない状態でも朝まで膀胱から溢れない量に保っている(朝一のおしっこが濃いのはこのホルモンによって濃縮されているため)が、これが上手く分泌されなかったりされたとしても脳みそや腎臓が上手く受け取ってくれないと尿の量が減らないので膀胱に溜めきれなくなり溢れてしまう。

膀胱が小さすぎる*

上記の抗利尿ホルモンが十分に分泌され働いたとしても、膀胱が小さすぎるために減った尿すら溜めきれずに溢れてしまう。

複合性*

抗利尿ホルモンに問題があり、なおかつ膀胱が小さすぎるという両者が合わさってしまったパターンも存在している。

精神の負担*

詳しい原因は分かっていないが過度のストレスにさらされた場合などにも夜尿症になってしまう場合がある。

外傷、障がいなど*

脊髄などに外傷を負った場合やある部位に生まれつき障がいがある場合、神経からの抗利尿ホルモン伝達が上手くいかなかったり膀胱が膨らまなかったりして結果として尿を溜めきれずにおねしょをしてしまうこともある。

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