概要
1934年発表。邦題としては「十二の刺傷」「オリエント急行殺人事件」とも。
エルキュール・ポアロの事件の一つ。
フランスとイスタンブールをつなぐオリエント急行の車内で起きた殺人事件に灰色の頭脳を持つポアロが挑む。
あまりの知名度に鉄道物推理の定番になっている程に有名であり、ポアロの代表作。
クリスティは、実際に起きたリンドバーグ愛児誘拐事件をもとに、本作の着想を得たという。
実写映画
過去に2度、実写映画化されている。どちらも邦題は「オリエント急行殺人事件」。
1974年版
ポワロ役はアルバート・フィニー。
他にも、当時の大物俳優が集結した豪華キャストで話題になった。
2017年版
ケネス・ブラナーが監督・主演(ポワロ役)を務めた。