キエフの幽霊
きえふのゆうれい
ロシア軍のウクライナ侵攻で活躍したとされるウクライナ空軍のエースパイロット。
概要
キエフの幽霊とは、2022年のウクライナ侵攻でロシア軍機を6機撃墜したとされるウクライナ空軍パイロットの通称である。
MiG-29戦闘機を愛機にしているとされている。
なお、キエフの幽霊という呼称は、英語の「Ghost of Kyiv」を和訳したものであるため、後述するウクライナ側からの発表があるまでは、「キエフの亡霊」と和訳されることもあった。
戦果
現在、彼の戦果として伝えられているのは、侵攻初日のキエフ攻勢におけるものであり、当然ながら撃墜したのはすべてロシア軍機である。
また、開戦5日目には撃墜数が10機に達したという情報もあるが、撃墜した機種は明かされていない。
SNS上での反応
彼のことが初めて世に出た後、SNS上で噂が広まり始め、侵攻から3日後にはウクライナ国防省がその存在を喧伝、プロパガンダとして広められた。
ウクライナ前大統領であるペトロ・ポロシェンコはパイロットの写真を公開して「キエフの幽霊」の実在を主張したが、これは2019年にヘルメットの試験風景として撮影されたものの使い回しである。