『ゾイドジェネシス』の登場人物。
CV:四宮豪
キャラクター詳細
ディガルド軍人。階級は少将。
各戦線で司令官を務め、規則には厳しいが戦闘中の隙を突いては討伐軍の最初の本拠地であったズーリの秘密の通路を探り当てては一度だけズーリ侵入に成功し、その上ディガルドにとっては重要拠点であるトラフを担当されるなど軍人としての能力は高く、ラ・カンからも侮れない存在と評価されている。
またディガルドの士官学校の教官も務めており兵士の多くは彼の教え子でザイリンも彼のその一人であり、ザイリンを初めとする兵士達の多くが今でも「ボラー先生」と慕うほどその信望が厚い。
さらに自分達以外は敵か道具しか思わないのがほとんどのディガルド軍では非常に珍しく人間性に優れ、トラフで籠城する際は戦闘中であっても自ら市長の方に出向いて籠城を申し入れるなどディガルド軍以外の人間との関係を大事にし、その紳士的な態度と比較的柔和な占領政策を採った事で被占領民からの信望も厚く、実際に討伐軍の捕虜になった時は市長が代表としてトラフの住民達が彼の処遇について陳情に訪れており、その人柄にはディガルドを憎んでいるルージさえ「立派な人」と認めている。
長らく捕虜にされていたが終盤で機械兵の真実や味方さえ平然と始末するディガルド軍の変貌を知り、討伐軍と協力する事になる。