概要
豪学連→男塾三面拳の一人。
数ある中国拳法の流派の中で、その最高峰ともいわれる辵家流拳法を極めた三面拳最強の男。
拳法も基本ながら、得物は棍。
天挑五輪大武會編では予選の淤凛葡繻十六闘神戦では副将・一角獣の搴兜稜萃に倒された蝙翔鬼が「あとは頼んだぞ…月光」と遺言し、その敵を討つべく出陣、そこで目潰しを受けて絶体絶命…と思われたが、その後の攻撃が通常の時と変わらなかったため、ここで
「この月光、生来目が見えぬ。この私に目潰しなど笑止千万!!」
と述べ、ついには搴兜稜萃を撃破する。戦後、虎丸からは
「お前は拳法界のスティービー・ワンダーじゃあ!!」
と褒め称えられた。
梁山泊十六傑戦では蒼傑を相手にするが、この戦いの前に月光は梁山泊に向けて辵家流奥義のひとつ・纏劾狙振弾(てんがいそしんだん)を放つが、そのモーションはまさにゴルフのショットそのものであった。そして蒼傑とは双条激射なる弓術の決闘法で挑み、壮絶な戦いの末に勝利する。
決勝・冥凰島十六士戦でラーマ・ヨガ使いであるラジャ・マハールに敗北し、死亡したとされる。
そして、闇の牙編では、ナチス残党のエーベルシュタイン博士の人体改造によって復活しており、洗脳されていたが、剣桃太郎との対決と桃の呼びかけによって記憶を取り戻し、桃たちに合流した。
余談
名前の由来が第二次世界大戦期の夜間戦闘機であり、盲目の設定はこれに由来すると思われる。
また博識もあり、三面拳の雷電が戦線離脱中には雷電に代わり技の説明役を務めることもある。