概要
死神キルバーンがデザインを気に入り所持する秘蔵コレクションの1つ。上半身のみで浮遊する死神のような形状の三ツ目の機械人形。
キルバーン曰く、魔界で古来より、魔族が完全決着を付ける為に用いていた機械で、手にした『空間を切り裂く鎌』を用いて戦う相手を異空間に引きずり込み、一対一の勝負を強制バトルへ突入させる。HPが0になり勝敗が付いた時点で、勝利者だけを現実空間へと戻し、敗者の首を鎌で撥ね、本体はメガンテを唱えて消滅する。
というのが一連の機能であるが、キルバーンが使用した際は相手の同意も無しに、不意打ちで現れ強引に異空間に引きずり込む一方的なものであった。
使用する気は最初から無かったが、自慢の『死の罠』を簡単に解き、ダイ達を先に行かせ、殿を勤めたアバンと対峙した際、一番気に入り身に付けていた『笑いの仮面』を剣で半壊させ死神のプライドを傷付けた恨みを込めて使用に踏み切る。
尚、異空間へと引きずり込まれたが最後、外部から決闘を妨害する事は一切不可能だが、空間そのものは消滅後も残り続け、脱出するには特殊な方法を用いる必要がある。
本来はその名の通り、一切手を出さず、相手へのダメージなどをカウントしながら戦況を見守る中立の立場なのだが、今回は使用者であるキルバーンが不利な状況に追い込まれた時点に標的を捕まえて自爆するように改造を施されていた。