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反出生主義の編集履歴

2022-03-29 10:45:06 バージョン

反出生主義

はんしゅっしょうしゅぎ

人間は生まれてくるべきではないという考え方。

概要

人間は生まれてくるべきではないという考え方。

生命の誕生に対するアンチテーゼである。


出生自体が親のエゴイズムによるもので、生まれた側が望んだものではない。

生まれた側にはなし崩し的に生きる義務が生じ、そこには様々な困難や苦痛が伴うため、本人にとって幸せな人生が待っている保証はない。

であれば、積極的に生命を誕生させるべきではない。


おおまかにはこのような思想であるが、人によって定義は異なる。

他には、性悪説に則り、人間は本質的に悪という前提で出生を否定する者もいる。


父親は電話でもかけるやうに母親の生殖器に口をつけ、「お前はこの世界へ生れて来るかどうか、よく考へた上で返事をしろ。」と大きな声で尋ねるのです。(略)「僕は生れたくはありません。第一僕のお父さんの遺伝は精神病だけでも大へんです。その上僕は河童的存在を悪いと信じてゐますから。」―芥川龍之介『河童』

中には、親や子の不幸ではなく、人口過剰問題や環境破壊問題解決のために出生を否定する者もいる。


関連項目

生命 出生 性悪説

親ガチャ:これに外れたと感じる者が、自身の生まれを呪い反出生主義を唱えることがある。

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