人物
ニコの母・伊吹の新たな予言に沿って訪れた聖地にて守仁達が出会った美少年で蝙蝠の使い魔である吸血鬼の末裔。中学3年生。まつげが長く色白の肌を持ち、少女と見間違うほどの容姿をしている。
おしとやかに見えるが、相手に対して失礼極まりない事や言っちゃいけない事を連呼するといった天然ボケであり、かなりグロテスクな発言をする事もある。
好奇心旺盛なのか、守仁達に色々と質問攻めにしては困らせる事もある。
家は代々祓魔師の家系で、父親もその祓魔師を勤めている(表向きは牧師)。
祓魔師の家系に置いて強大な力を持って生まれてきた為に、黒魔女を葬れるほどの力を宿している。
10歳の頃から空腹とは違う飢餓感を感じ始め、父親や友人からエネルギーを吸って生きてきたが、成長するにつれて必要なエネルギーが増えていき、最終的には父親からもらう事にしたが、こういった生活をする中で自ら友人に手を触れないように避けて1人の時間が多くなっていき、睡眠時間を増やして昼の活動を減らす事でエネルギーの節約をしようとした(高校に関しても夜間に進学するか進学をあきらめるか考えていたほど)が、守仁に誘われた事でニコの新たな使い魔となる決意をし、彼らと共に暮らす事を決意する。
吸血鬼としての能力
基本的に昼間は寝ていて、日光に弱いと言った吸血鬼の特性はそのままだが、現代において他の使い魔の種族と同様能力は劣化しており、牙は無く人間の血を吸う事はしないが代わりに皮膚に触れる事でその人間のエネルギーを吸収して回復する(この行為を「吸魂」と呼んでいる)。また、特性上常に日傘を持っておりその日傘には仕込み刀が備わっている。
魔力を持つ者からは魔力を、一般の人間からは生気を吸い取り、傷口の修復も可能になり、さらにその吸った人間の想いを読み取ることも可能。
思春期の頃が一番エネルギーが必要な時期であり、5年前に父親から生気を吸っていたが、それが災いしてか、5年前は年相応に若い外見だった父親は40代でありながら初老の老人と間違えられる程老け込んでしまった。(反面母親からは1ミリも生気を吸っていないらしい)