CV:花守ゆみり(ボイコミコント)
概要
誕生日 | 2月21日 |
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学年 | 中学3年生 |
身長 | 157cm |
体重 | 46kg |
ニコの母・伊吹の新たな予言に沿って訪れた聖地にて守仁達が出会った美少年で蝙蝠の使い魔である吸血鬼の末裔。一人称は「ボク」。
まつげが長く色白の肌を持ち、少女と見間違うほどの容姿をしている。私服はブラウスやベストなどシックなものが多い。
人物
おしとやかに見えるが良くも悪くも遠慮のない性格で、相手に対して失礼極まりない事や言っちゃいけない事をすぐ口に出してしまう。尖りたいお年頃故かあえてグロテスクな発言をする事もある。さらに好奇心旺盛なのか、守仁達に色々と質問攻めにしては困らせることも…しかし愛らしい外見やあざとい言動に同居人たちは絆されてしまいがち。自分の美学を持っており「美しい」ものが好き。
家は代々祓魔師の家系で父親もその祓魔師を勤めている(表向きは牧師)。ミハル自身も祓魔師として特に強い力を有しており、日傘に仕込んだ細剣を武器に黒魔法を斬ることができる。
乙木家では弟ポジションで1つ年上の同居人たちに甘えがち。来年は彼らと同じ高校に進学予定。
なお、学校生活においては転校先である中学校にて、キザめいた自己紹介をしてしまった為にナルシストキャラと言う印象がクラスに定着してしまい、無理にナルシストを演じる羽目となってしまった。しかし藤木累と秘密を共有する友人になったことで学校でも素の自分でいられる場所ができたようだ。
過去
現代の吸血鬼は血を吸わなくなった代わりに皮膚から生命エネルギーを吸収する。ミハルも10歳の頃から空腹とは違う吸血鬼としての飢餓感を感じ始め、最初は友人から少しずつ生命エネルギーをかすめ取っていた。
しかし成長に従って必要なエネルギーが増えると吸われた側の負担が増えたため、自ら友人に手を触れないように避け1人の時間が多くなっていく。最終的には父親1人から生命エネルギーをもらう事にした(使い魔の家系であれば通常の人間より生気が多いため)。
その結果父親の老化が急速に進んだため、必要なエネルギーを少なくしようと昼の活動を徐々に減らして進学も諦める予定だった。
しかしモリヒトから自分達使い魔の持つ強力な生命エネルギーの供給を提案されたことで乙木家に居候を始めた。今でも自身の生まれ持っての不便な体質に対して思う所はあるようだが、運命を受け入れて自分に誇りをもって生きている。
吸血鬼としての能力
吸魂
皮膚に触れる事でその人間のエネルギーを吸収して回復する。
現代において他の使い魔の種族と同様能力は劣化しており、牙は無くなり首筋を噛んで血を吸うといった行為はせず、エネルギーを吸収された生き物も眷属=同じ吸血鬼になる事も無い。瀕死状態でも吸魂さえできれば自身の傷の修復が可能であり、その意味では不死身。さらにその吸った人間の想いを読み取ることも可能。
退魔
剣を振るって妖魔を撃退し、魔法を切り刻む。退魔は個人の力なので剣は何でも良いらしい。
父親の退魔の力は弱い妖魔を祓う程度だったが、ミハルは悪意と環境と揃えた黒魔女の魔法だろうと無力化する。
弱点
吸血鬼特有である"日光に弱い"という弱点も持っているが多少は耐えれるし灰にもならないが倒れはする。長時間の直射日光は死にかねない。日中出歩くなら日傘は必須アイテム。なおミハルの日傘は退魔の際に使う剣が入った特注品。
ただし、他の吸血鬼の弱点である"にんにく"や"十字架"に関してはどのような状況になるかは現時点で不明。
エネルギー節約
睡眠時間を増し、必要なエネルギー量を抑える。徐々に増える飢餓感への最終手段だった能力。
主要人間関係
- 乙木守仁:頼りになる兄貴的存在。
- 若月ニコ:盟約上の主人。出会って早々守仁と恋人だと思い込みそれを喋ってしまっている。
- 風祭監志:弄りやすい彼のことを若干舐めてかかっているが、何だかんだで仲が良い所を見るとそれは甘えの裏返しだと思われる。
- 藤木累:中学校での友人。たびたび生気のやり取りをする耽美な関係。お互いに自分の本当の姿をさらけ出せる良き仲でもある。