CV:京花優希(ジャンプ公式ボイスコミック)、小松未可子(ボイコミコント)、川口莉奈(TVアニメ)
概要
誕生日 | 4月14日 |
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学年 | 高校1年生 |
身長 | 159cm |
体重 | 49kg |
本作のヒロイン。乙木守仁の幼馴染の魔女。小4の時に魔女の聖地で修業するために引っ越し、修行を終えて帰ってきた。
性格は明るく朗らか。しかしドジでおっちょこちょいで調子に乗りやすい所があり、魔法で様々なトラブルを起こすことも。守仁はその度にニコに振り回されている。
母・伊吹の予言魔法により1年以内に災いが降りかかると分かった。その防衛手段は「守護者は使い魔」。そうして母が決めたのは幼馴染の鬼の使い魔、守仁との同居だった。
容姿
公式で様々な人物から「可愛い」と言われる美少女。髪色は全体はピンクに近いオレンジ(肌の色を濃くしたような)で、毛先だけ徐々にピンク。魔女の帽子のように外側に跳ねているくせっ毛がある。
服は祖母から譲り受けたヴィンテージもののワンピースを着ていることが多い。母親からもらったお守りの鈴を常に首につけている。
人物
一人称は「ニコ」。「~のよ」が口癖。
明るく素直で心優しい性格。「人を助けられる立派な魔女になりたい」という目標を持ち、常に一生懸命に頑張っている。しかしドジでおっちょこちょいな性分のため、しばしば魔法によるトラブルを起こしてはモリヒトを振り回す(同居初日から魔法の箒で乙木家のガラス戸を豪快にブチ破るという形で現れた)。
子供の頃、舌足らずで守仁の名前を「モイヒト」としか発音できず、「モイちゃん」という愛称で呼ぶようになった。いつも自分のことを助けてくれる守仁にずっと淡い恋心を抱き続けている。自分と守仁の仲が進展する妄想に浸ってしまうこともしばしば。
修行を終えた魔女には通常は動物の使い魔が付くしきたりになっているが、母が鬼の一族である守仁を使い魔に指名した。このため現在は守仁と乙木家にて同居中。だが守仁にはあまり異性として意識されていない。
魔女である事は親しいごく少数の者にしか明かさないよう守仁に念を押されていたが、私立翌檜高校に入学した初日に早速ドジってバレた。守仁には魔女と明かして友人が出来るか心配されていたが、南伽羅や嬉野久々実と仲良くなり、学生生活を満喫している。伽羅のとある相談をきっかけに、自分の魔法を色んな人の為に役立てようと決心し現在は学校にて魔法によるお悩み相談を始めた。
天狗一族の少年でカラスの使い魔である風祭監志は、修行時代に励ましあった親友。色々あって彼も乙木家に同居しながらニコの護衛の使い魔となる。
その後も黒魔女から襲撃があり、護衛体制を強化。狼の使い魔・真神圭護、コウモリの使い魔・霧生見晴がニコの使い魔となり、現在同居中。
過去
普通の人間の父親と、母親にして同じく魔女である伊吹を両親に持つ。元々は両親と3人で暮らしていたが、幼少の頃に自分の魔法の暴走により家の大半が破損してしまった事で「魔女と普通の人間が家族になるのは難しい」と父親は出て行ってしまった過去を持つ。
また力を上手くコントロールできず、怒りにまかせて魔法で人を傷つけそうになった事も。このように自身のもつ強大な力に悩まされてきたニコだがモリヒトとの約束のもと修行に励み、現在は使い魔たちに見守られながら、魔法の力を正しく人の為に使えるようになりつつある。
魔女としての力
実は現代の魔女の中でも特に強い魔力を秘めた「千の魔女」と呼ばれる存在で「千の魔法を持ち、千の人を救う、千年に一人の特別な"白魔女"」。その膨大な魔力を黒魔女や、魔法を悪用しようとする一般人に狙われている。
実際使える魔法は多岐に渡り、魔導書に記してあるものから習得したり自分で魔法を編み出してそのレパートリーはどんどん増え続けている。なお魔法には発動時にその内容をイメージしやすいよう固有の名前をつけている。
固有魔法の他に空を飛ぶなどの基礎魔法も使える。ちなみに消費した魔力はあんこを食べれば回復する。
主要人間関係
・乙木守仁:幼馴染。幼少の頃からドジなニコの世話を焼いていた。ニコが彼に好意を寄せるようになったのは上記の事で家を出た父親に対して、「抱っこしてほしかった」と言った際、「オレ、力持ちだから」と彼に抱きしめられた事がきっかけだった。同居するようになってからアプローチを繰り返すも守仁は大体つれない反応。だが彼にも少しずつ変化が…?詳細はこちらを参照。
・風祭監志:修行仲間。彼のことも「カンちゃん」と愛称で呼んでいる。2人ともアホで調子に乗りやすい性格で仲が良い。一緒にYoutubeチャンネルを立ち上げたりもしていた。
・宮尾音夢:友人。お互いとって初めての魔女の友だちであり、ニコはネムにぐいぐい絡んでいる。恥ずかしがり屋のネムは慣れない距離感に戸惑いつつも、内心まんざらでもないようだ。
関連タグ
※ここから先は原作130話以降における重大なネタバレの為、観覧の際は自己責任でお願いします。
守仁に告白を決意したニコ。
だが、その日は黒魔女による災いの日であり、嵐を始めとする4人の黒魔女が襲来した。
黒魔女達は使い魔達によって倒されたものの、守仁は黒魔女のリーダーらしき男性により重傷を負う。
ニコは即座にマジョリカバリーによる治療を行うが、その対価として、なんとニコは幼少期からの守仁との思い出を捧げる。
守仁は完治したものの、マジョリカバリーによる代償によってニコは思い出を失っただけでなく、身も心も幼少期に戻ってしまったのだった。
しかしニコがマジョリカバリーによる治療で守仁を救う際、ニコの身体から飛び出た無数の光の蝶がニコを元に戻す鍵となっており、各地に飛び散ったその光の蝶がニコの身体に入ることで彼女が少しずつ成長するようになっている。
関連キャラ
ララ・サタリン・デビルーク…『ToLOVEる』シリーズに登場するヒロインで、彼女も主人公を守るための代償として身体が縮んでしまった。ただし、こちらはパワーをあまりに酷使すると身体が縮んでしまうというデビルーク人特有の体質であり、彼女の父親も過去の戦争で力を振るった反動から身体が縮んでしまい、元に戻るまで十数年ほどかかったが、ララの場合は父と比べると症状が軽かったため、暫くしてから元の姿に戻ることができた。