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ヒュンポプの編集履歴

2022-04-17 00:34:28 バージョン

ヒュンポプ

ひゅんぽぷ

漫画、およびそれを原作とするアニメ『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』に登場するキャラクター、ヒュンケル×ポップのBLカップリング

概要

ヒュンポプとは、「ダイの大冒険」に登場するキャラクター、ヒュンケル×ポップのBLCP(腐向けカップリング)のことである。


序盤

アバンの使徒として冒険を始め、パプニカ王国を訪れたポップの前に

人間の身でありながら魔王軍不死騎団軍団長となったヒュンケルが登場。

▫️ヒュンケル21歳、ポップ15歳。

地獄の騎士バルトスに拾われた孤児という出自であり、アバンに恨みを持つヒュンケルと

アバンに憧れて平和な村や家族を捨て押しかけ弟子入りしたポップ。

物語当初の二人はほぼ対極の立ち位置でアバンを軸にした気持ちのズレも大きく、あくまで敵同士だった。

しかし初登場時、ダイ抹殺の命令を受けて作戦行動中だったヒュンケルに対してポップだけは彼の正体を疑っていたり、実力差を目の当たりにしてもなお果敢に挑みかかっていたりと、ヒュンケルが作中で(特に初期は当時のジャンプ編集長に弱いから殺そうと言われたほど誰が見ても評価が低かった)ポップを高く評価していた要因の一端が既に垣間見える。


中盤

アバン先生に対してのヒュンケルの誤解は解け、無事に仲間となるが

ポップとヒュンケルの間に今度はマァムが挟まって引き続き二人の関係性は拗れてしまう。

▫️竜の紋章をめぐる戦いの中で記憶喪失に陥ったダイを危険から遠ざけるために

バラン率いる竜騎衆相手に単騎で陽動作戦に乗り出したポップ。

多勢に無勢で敗北寸前に陥った時、彼を助けに駆け付けたのは別動隊として鬼岩城の偵察に向かっていたはずのヒュンケルだった。

当時まだツンデレという単語すらなかったはずだが

「よりによって一番助けられたくねえ野郎に助けられちまった」

見事なツンデレムーブを見せたポップに対してヒュンケルもまたポップの意識がなくなってから

「本当によくやったぞ…ポップ」と微笑んで見せるなど双方ともにツンデレ全開である。

その後ヒュンケルはポップをいたぶった竜騎衆にガチギレした。

▫️連戦となったバラン戦において再び捨て身の特攻を行うほか手段のなくなってしまったポップに対し、何とか阻止しようと仲間とともにヒュンケルは必死に呼びかけるが、ポップは自己犠牲呪文を詠唱してしまう。

命と引き換えにダイの記憶を取り戻したポップに対して「バカ野郎ッ」「犠牲はあまりにも大きかった…!」と感情を露わにして怒り悲しむヒュンケルが見られる。

▫️その他、ポップの過失でダイを危険に晒した時、憤る他のメンバーを押しのけて

ヒュンケルがポップに優しく接し(こういう時に怒鳴られるより憐憫の情を滲ませる方がポップに刺さるとわかった上で確信的に行っている)

自分が動けない時にポップに元気をなくされると困ると言って発破をかけたり、

▫️VSハドラー親衛騎団戦で極大消滅呪文をポップが披露した際には「よくぞこれほどの呪文を身に着けたものだ」と感歎したり、

▫️大破邪呪文を発動させる際には、発動条件となるアバンのしるしが光らずに自信喪失していたポップの苦悩を真っ向否定、ポップを固く信じているがゆえに逆にポップを追い詰める発言をしてしまったり、

などなど…他のメンバーがポップのお調子者なところや臆病さに対して彼を見くびった態度を取ることも多い中、一貫してポップを高く買い、認め続けている。


終盤

敵本拠地に乗り込み、一人で殿軍に控えることになったヒュンケルと素直になれないながらも心配しまくるポップの掛け合いが見られる。

▫️文字通りの死闘の末に戦闘不能に陥ったヒュンケルは自分の槍を助太刀に現れた戦友ラーハルトに託し先を急がせるが、ヒュンケルが敵を倒して追いついてくるのを待っていたポップは当然ながら合流してきたのが武器だけで、ヒュンケルの姿がなかったことに驚き

その後ヒュンケル当人が遅れて合流した際には「おれっ…いや…おれたちがどんな気持ちでいたか…」とうっかり本音を漏らしつつ生きていた安堵から泣いてしまった。

▫️ミストバーン戦において、ポップが老師を庇ってミストの跳ね返した極大消滅呪文に飲み込まれ消えてしまった(実際には難を逃れていたが)瞬間、ヒュンケルは「終わりだ…」とこぼし真っ先に戦意喪失してしまう。

その後も「ポップがやられてイカレたか」とヒムに問われるなど他者から見てもヒュンケルにとってポップの存在が大きかったことが伺える。

▫️最終戦、ダイの力になれなかったことを悔んでいるポップの傍にヒュンケルが立ち、泣く彼を慰めていた。


生い立ちや一国を滅亡させた負い目から簡単に心を開けず、人と深く付き合うこと自体を拒んでいるヒュンケルにしては珍しくその壁を越えて自分から声をかけたり能動的に向き合っていた相手がポップであり、また基本的に苦手なことからは逃げるきらいがあり人間関係に関しても苦手な人間には早々に線を引くポップが、終始劣等感を感じながらも逃げずに向き合い続けた相手がヒュンケルである。


なお、作者曰くアバンの使徒の中で料理が上手いランキング1位がポップで2位がヒュンケル。

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