概要
イカーナ地方で立ち塞がる難攻不落の巨大な岩の塔。その存在はタルミナ平原からも目視できる。
内部ではスイッチ式の複雑な仕掛けが施されており、どこからか岩が転がり落ちてくる。
また塔内では姿もないのに亡者の声が響き渡っている。
最後まで登るにはフックショットが必要だが神殿へ入るにはそれだけではまだ足りない。
天が地に
ロックビルの一番の仕掛けは天と地が逆転することにある。
神殿の入り口に備えられた赤い蜘蛛のような紋章を光の矢が貫くことでその二つが入れ替わる。
この仕掛けは神殿の内部にも影響を及ぼし、結果的にプレイヤーは神殿へ二度挑むことになる。
64版ゼルダ最終ダンジョンにして最高難易度
イカーナ王国からロックビルへ入り、神殿を攻略する流れとなっているが、この一連の攻略。および「ロックビルの神殿」はゼルダの伝説シリーズの屈指の難しさと称される。
総力戦や総決算。または卒業試験と呼ばれ、プレイヤーがここまで鍛え上げてきたゼルダ脳の全てが試される。
ムジュラの仮面の発売以降、さまざまなゼルダの伝説シリーズの新作が発売されているにも関わらず、今日をもって歴代最高難度と考えるプレイヤーも多くおり、「ロックビルが攻略できたなら他のシリーズが攻略できる」とまで言われる事もあったほどの存在感を示したダンジョン。
前作『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場した「水の神殿」と並び、シリーズを代表する高難度ダンジョンとなっている。