概要
タイトルのフルネームは『麻雀飛翔伝哭きの竜』能條純一の漫画作品。あるいは、同作品に登場する主人公の異名。1985年から1990年まで『別冊近代麻雀』で連載された。
2000年代まさかの続編、『哭きの竜・外伝』が連載。
内容
竜の強運を追い求めるヤクザたちと、鳴き麻雀と強運で数々の戦いを勝ち進んでいく竜の人間模様が描かれる。
独特のテンポと、「おのれとは、悲しいほどにおのれのために生きるもの」等、心にクる名言でファンが多い。
竜(本名かどうかも不明)
CV:池田秀一
通称「哭きの竜」。本名も年齢も不明。とにかく門前では打たないという異色の雀士。麻雀では鳴くと点数が少なくなることが多いのだが彼は「鳴いて高い手を作る」タイプで、裸単騎待ちも茶飯事。無謀と思われる手順で手を作り上がり切ってしまうその剛腕に魅せられる極道は数知れず。決め台詞は「あンた背中が煤(すす)けてるぜ」。
アニメ化
1988年から1990年にかけてバンダイビジュアル製作のもとGAINAX制作でアニメが製作された。全3回。
因みにその際は、麻雀牌を描くのが死ぬほど面倒なので、当時の社員一同「麻雀関係の仕事はやめよう」と当時は固く心に誓ったそうである。(結局、1998年に麻雀ゲーム『エヴァと愉快な仲間たち』を出している)
原作でも、麻雀牌がラシャ面を、噴煙あげながら滑走するシーンがあるが、アニメでも確認できる。
1991年には東芝からもOVAが出された。