障害競走
しょうがいきょうそう
競馬における競走形式の一つ。コース上に設置された障害物を越えてゴールを目指す
概要
コース上に設置された障害物を越えてゴールを目指す。馬術の障害飛越と違って飛越そのものは評価対象にはならず、ゴールへの着順で順位が決まる。
障害を飛び越す方法は横をすり抜けでもしない限り問われない。
傷害を飛び越す際に失敗して馬が転倒したり、騎手が落馬したりすることもある。そのためコース長は長距離に設定され、斤量も重めに設定されている。
日本における障害競走は1960年代から人気が低迷し、芝の平地競走(いわゆる競馬と聞いて連想されやすいもの。スタートからゴールまでの速さを競う)で活躍できなかった馬が障害競走に転向し、もうひと頑張りする場という傾向が強かったが、近年はオジュウチョウサンの活躍などにより注目度合いも上がっている。