概要
日本中央競馬会 (JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬の障害重賞競走 (J・GⅡ)である。
距離:障害芝3,930m(中京:芝3,900m)
かつては『京都大障害』として中山大障害と並ぶ障害重賞の最高位として施行されていたが、1999年に障害グレードが創設されたことを機に、京都大障害を本競走と京都ジャンプステークスに名を改めリニューアルされるが、実質のJ・GⅠからの降格だった。
当初は秋季に行われていたが、現在は京都ジャンプステークスと施行時期を入れ替え、春季に行われている。
高さ80cm、幅約15mのバンケット障害 (第9号障害)を使用し、遠近感に乏しい馬だけでなく、騎手にとっても技量を問われる難度の高い障害となっている。
その第1回では出走13頭中7頭が落馬・競走中止し(うち1頭予後不良)、完走は6頭のみだったと悲惨な記録がある。
2021・2022年は京都競馬場改修工事に伴い、中京競馬場で代替開催された。
2021年はマーニ・三津谷隼人騎手が現役最終騎乗で初重賞制覇を達成し、感動の引退騎乗となった。
競走条件
出走資格:サラ系障害4歳以上
JRA所属馬 (外国産馬を含む)、未出走馬・未勝利馬を除く
負担重量:別定
4歳59kg、5歳以上60kg、牝馬2kg減
J・GI優勝馬2kg増、J・GII優勝馬1kg増