仙人

せんにん

中国の道教において仙境にて暮らし仙術をあやつり不老不死を得た人を指す。不老不死ではあるが仙人になる方法は自分が死ぬしかない。老子の姿が一般的であるが、別に『老人の姿を』している必要はなく、美にも醜悪にもなれる。仙人にできないことはない。転じて道教における究極の目標　全知全能の人

全知全能の人＝仙人

人里離れた秘境に住み、凡人では想像もできないような鍛錬の末に不老長寿になり、あるゆる秘術を扱うことができるようになった人間を超えた人間。道教などでは神々より位は上である。

封神演義など古代中国書物を中心に多くの作品で取り扱われる存在で、たまに下界にやってきては現世にちょっかいをかけてゆく。

天人に憧れ、天人になるために修行を積んだ天人モドキ。

厳密には人間であり、一日の大半を修行に費やすことによって不老長寿の体と数々の秘術を手に入れた。だが悟りが開けず、煩悩漬けのために天人になれない。またその肉は妖怪のクラス（強さ）を上げる効果があり、とても美味だとして多くの妖怪から日々狙われている。正直あまりいいことはない。

ちなみに寿命を伸ばすために毎回迎えに来た死神を撃退するぐらいには強いのだが、その所為で死神からは嫌われている。