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編集内容:アブトとザガン、その後の部分的な訂正

CV:阿座上洋平

概要

テオティの『王位継承者』。前線では戦わないアストレアとは双子の実弟に当たる。青い髪色に、緑色の肌と中性的な容姿ながら、額や左目に傷痕の様なものが刻まれ、首もとや両腕にも宝珠の如く独特な紋様が浮かぶ。本編数年前にソウギョク九州の車両基地から勧誘し、地球人の女性シラユキと愛し合い子供まで設けたザガンに対する制裁も意味しているのか、トコナミ(ザガン)の命を盾に彼の一人息子アブトダークシンカリオンに搭乗させ戦いたくないアブトに戦いを強要する。

だが、ヴァルトムが推奨する破壊神『アラバキ』の復活には当時の状況を鑑みて各地に封印された『クサビ石』破壊に反対している。だが、アブトに命じてクサビ石を破壊している。

普段は感情を表に出さない冷徹な性格で、時には子供であるセツラをも粛清しようとする冷酷かつ淡々と物事を指示するが父であるテオティの王が手に掛けられ、犯人のヴァルトムが地球に向かったことを知ったときは「頼む、アブト···。我々に、希望を見せてくれ。未来という希望を···。」といつもの冷徹さを失い、涙ながらに頼んでいた。

しかし、老王を殺害したヴァルトムを追わせたにも関わらず、その過程でトレランティア暴発で心が壊れ、洗脳の効果でテオティだと宣言したアブトの姿に歓喜していた。

デアボル襲撃から民を救った際、アブトにテオティが先住民族であり地球人類がいるせいで地球に帰還できないと語り、民を利用して牙を抜き、テオティが憎いのに憎ませなく仕向けたり、同情につけ込むなど心を操り、2つの種族の板挟みにして眠れぬほど悩ませ自分の支配を必死に抵抗するアブトを嘲笑し抗うことに疲弊させ陥落して支配下に置いた。引き離したトコナミに会いたいとアブトが訴えてもはぐらかしていたが、支配に屈したアブトを見て面会を許した。

第36話ではシンの活躍によりアブトのトレランティアの影響が取り除かれ正気に戻った光景を見て、ダークシンカリオンを思いのままに使うための道具としてのアブトを奪還され、怒りを露わにし「ダークシンカリオンになど頼らず直接手を下せば良い話だった」と自ら人類を排除しようとするも、トコナミにアストレア共々道連れにされる形でユゴスピアから離脱させられた。

最初のシンとアブトの対決で民の心が離れたことに気づかず、2度目の対決でアブトがシンを殺せば民は落ち着くと考えていた。

第40話で禁忌のコードで暴走するも逆恨みで殺そうとしたアブトに救われ、アストレアやバフラムたちに感謝し、大切な物を見失っていたことに気づき、姉であるアストレア共々自分の行いを悔い改めた。

超進化研究所大宮支部に所属するキトラルザスのゲンブとセイリュウを介し、宇宙に新天地を求めて探索していたビャッコとスザクに協力を要請し、同行する民と共に地球以外の居住可能な惑星を求めて旅立つことを決意し、ユゴスピアに残留する者、地球移住を希望する者を大宮支部に託した。

しかし、家族を引き裂きアブトの心を壊すなど踏み躙ってきた碓氷一家に対する謝罪は最後まで謝罪は無かった。

名前は神を祀り神に仕え、神意を世俗の人々に伝えることを役割とする人を指すかんなぎからか。

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