鷹は飢えても踊り忘れず
たかはうえてもおどりわすれず
私達は存在している。
1秒1秒には無限の価値がある。
私達の生きる時間が短いのではなく、
私達がその多くを無駄にしているのだ。
永遠は、いくつもの現在から成り立っている。
どんな夜も、私達は踊り続ける。
尊厳を持ち、礼節を重んじ、粘り強く。
この夜もそうでなければならない。
/** 2022.04.16 */
私達は生きている。
たとえ生きる居場所が違くたって
たとえ生きる時代が違くたって
私達の熱を決して奪うことは出来ない
/* 2122.04.17 */
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概要
2022年4月16日から4月17日の2日間にわたりさいたまスーパーアリーナで行われる、音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」のワンマンライブ。4月16日の公演名は「[day1 "memory_limit = -1"]」、4月17日の公演名は「[day2 "ob_start"]」となる。略称は「SSA」。別名は「ZUTOMAYO FACTORY「鷹は飢えても踊り忘れず」」。
YouTubeのチャンネル登録者数200万人突破を記念した、2021年12月27日のYouTube Liveで発表が行われた。自身初のさいたまスーパーアリーナによる単独公演となり、動員数も過去最大規模となっている。ライブは新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを踏まえ、有観客での開催となる。チケット販売は、2022年1月7日の18時からZUTOMAYO PREMIUM先行より、先着の一般販売は4月2日から開始された。2022年6月26日には、2日目の様子がWOWOWで放送予定。この放送を記念して、過去に放送された「やきやきヤンキーツアー(炙りと燻製編)」と「CLEANING LABO『温れ落ち度』」のワンマンライブ映像が再放送されることも決定した。
渋谷駅では2月20日までライブの宣伝が行われ、地下通路の柱ににらちゃんが描かれたシートが大量に貼られた(参照:1・2)。ライブ両日では少し見た目を含めて変更された(参照)。4月10日には、スタッフの手描きによる参戦心得が公開された(リンク)。
メンバー
(参照:こちら)
- ボーカル・ギター・扇風琴:ACAね
- キーボード・バンドマスター:村山☆潤
- ドラムセット:河村 吉宏 / 神谷 洵平
- ベース:安達 貴史
- ギター:佐々木"コジロー"貴之
- トランペット:吉澤 達彦
- トロンボーン:半田 信英
- サクソフォーン:Juny-a
- 第1ヴァイオリン:真部 裕
- 第2ヴァイオリン:石橋 尚子
- ヴィオラ:城元 絢花
- チェロ:村中 俊之
- 津軽三味線:小山 豊
- Open Reel Ensemble:吉田 悠 / 吉田 匡
- ブラウン管ドラム / 扇風琴:和田 永
- スペシャルピアノ:けいちゃん(※)
- day1 MC:真・しょうがストリングス
※けいちゃんはシークレットゲストという形で緊急参戦し、オープニングにソロで即興も披露した(参照:1・2)。また、駅ピアノで「ずっと真夜中でいいのに。」の曲メドレーを演奏するけいちゃんの動画「駅ピアノで女性がまさかの展開を…!?」では、「ずっと真夜中でいいのに。」側の公式アカウントが「けいちゃんと一緒にライブしたい。。」とコメントしており、けいちゃんが「やろー」と返信している。
セットリスト
# | 1日目 | 2日目 |
---|---|---|
1 | 眩しいDNAだけ | ばかじゃないのに |
2 | ヒューマノイド | 低血ボルト |
3 | 勘冴えて悔しいわ | 勘冴えて悔しいわ |
4 | マイノリティー略脈 | マイノリティー略脈 |
5 | ハゼ馳せる果てるまで | JK BOMBER |
6 | 違う曲にしようよ | 違う曲にしようよ |
7 | 機械油 | 機械油 |
8 | 彷徨い酔い温度 | 彷徨い酔い温度 |
9 | 夜中のキスミ | 袖のキルト |
10 | MILABO | MILABO |
11 | 脳裏上のクラッカー | 脳裏上のクラッカー |
12 | Dear. Mr「F」 | Dear. Mr「F」 |
13 | 正しくなれない | 暗く黒く |
14 | お勉強しといてよ | お勉強しといてよ |
15 | ミラーチューン | ミラーチューン |
16 | あいつら全員同窓会 | あいつら全員同窓会 |
17 | 秒針を噛む | 秒針を噛む |
18(※) | Ham | またね幻 |
19(※) | サターン | サターン(※語り引き) |
20(※) | 正義 | 正義 |
※アンコール曲
SpotifyやApple Musicでは、公式がライブの余韻で作成したセットリストのプレイリストを聴くことができる(リンク:1日目・2日目)。
来場者への配布
来場者には、ハナマルキと共同開発したオリジナルの「すぐ旨カップ味噌汁」(詳細は下記にて)、開催記念デジタルアート作品(LINE NFT)、特殊なキラキラ素材が使われたプレゼントステッカーが配布された。
ステッカー
ステッカーはZUTOMAYO PREMIUM会員の人も対象で、ステッカー引換ボタンを押すことで自動的にマイページに「ZUTOMAYO FACTORY限定スタンプ」が付与される。当日PREMIUM会員になってもプレゼントの対象となり、その場で会員の証となる「勲章」が渡される。
LINE NFT
デジタルアート作品は匿名アーティスト「AtoZ MUSEUM® by A2Z™」とのコラボレーション作としてNFTが共同制作された。チケットを購入した来場者約3万5000人に無料配布となった。
NFTにはLINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」が採用されており、入場時に会場で配布されるポストカードに掲載されたQRコードから入手できる。配布後のNFTは「LINE BITMAX Wallet」で保管が可能。配布される作品は2日間で異なり、1日目は「FACTORY1」、2日目は「FACTORY100」と題された作品が配布された。また受け取ることができなかった人が多数いたことから、4月25日から4月27日にかけてNFTの再配布が行われる。
今回のNFT作品は、今まで作品に使ったアートワークや本イベントのステージセットをもとに、「ずっと真夜中でいいのに。」と「A2Z™」の記号化されたシグネチャーがブリコラージュされた特別な作品となっている。
グッズ
グッズは、ライブ時の衣装など初期の活動から親交のあるブランド「BODYSONG.」との初コラボアイテムも含まれ(参照)、ピックはMASTER 8 JAPAN製となる(参照)。「ZUTOMAYOxBODYSONG」の抽選は4月13日~4月14日に行われた。1万円毎の購入で、FCTRショッピングバッグが1枚プレゼントされる。
グッズの事前通販は2022年2月22日から2月28日まで実施され、ライブに参加できない人にもZUTOMAYO PREMIUM会員には限定で抽選受付が実施された。事前注文の一般受付は、4月12日に開始された。事前注文の受付は、PREMIUM会員は4月13日から、4月14日から開始され、いずれも終演後に終了。会場グッズ販売は、1日目は11時から開始された。受注配送の受付は4月16日から4月20日に行われた。
余談だが、ZUTOMAYO MARTのホームページに載せられたイラストはずとまろの1人であるSpica.のファンアートであり、ACAねが直々に頼み掲載されたものとなっている(参照)。
ZUTOMAYO×ハナマルキ「ズトマルキ」
味噌/醸造製品メーカーであるハナマルキの即席みそ汁シリーズ「すぐ旨カップみそ汁」とのコラボ限定パッケージ・限定味として、「揚げなす生姜風味 限定ニラ入り」が共同開発された。フロントマンであるACAねが日頃より「すぐ旨カップみそ汁」が大好きであることからコラボが実現し、ライブにてこのみそ汁がチケットを購入した来場者約3万5000人に無料かつ限定配布される。スープと具合にはコラボ限定の生姜とニラを採用し、ハナマルキは「ファンの方に喜んでいただける1品として仕上げました」と述べている。
これに関し、ACAねは「ハナマルキさんのみそ汁のごろっとした揚げなすとなんといってもお味が好みで 普段もよくいただいてたこの美味しさを基盤に、ニラ入り生姜風味という贅沢な開発をさせていただきました。細かい味や具材についての試食や調合も一緒に確かめて自分好みの美味しいみそ汁が出来上がりました。ハナマルキさん素敵な機会をありがとうございます。4/16.17に さいたまスーパーアリーナで行うライブでは、チケットにこちらのみそ汁がついております。ライブをみた後に是非お召し上がりください◎」とコメントしている。
本企画のクリエイティブ・ディレクター/アート・ディレクションは塩内浩二が、パッケージデザインは同氏が率いるクリエイティヴ・コレクティヴであるCATTLEYA TOKYOが担当した。パッケージにはにらちゃん(ニラチャイナスープ)とうにぐりくん(ウニグリ(ミソ))が登場、デザインとイラストはアニメーターのはなぶしが担当している(参照)。また、ロゴは新ロゴが採用されており、カタカナ表記の「スグ旨」をひらがな表記に変更している。
ティザー動画は2022年2月18日に公開、フルとなるMV(Misosoup Video)は同月28日に公開された。監督はZUMIが務めた。また、4月15日にはズトマルキが製造される「MISO SOUP FACTORY」の様子が公開されている(リンク)。
ティザー動画
- 【ずっと真夜中でいいのに。×ハナマルキ】すぐ旨カップみそ汁 スペシャルコラボレーション ティザー動画公開!
このティザー動画に関し、ACAねは「味噌汁ティザーてなに☺️」とツイートしている(リンク)。
MV(Misosoup Video)「THE NIRA ROAD」
- ずっと真夜中でいいのに。「すぐ旨カップみそ汁」MV(ZUTOMAYO × HANAMARUKI)
- クリエイティブ・ディレクター / アートディレクター:塩内 浩二 (CATTLEYA TOKYO)
- 映像監督 / 編集:ZUMI (Z-CUP)
- イラスト(パッケージ):はなぶし
- Motion Editor:Taisuke Nonomura
- ドット / グラフィックデザイナー:Yuka Shiga (CATTLEYA TOKYO)
- アシスタントデザイナー:Takumi Kasaki / Seiya Miyazaki (CATTLEYA TOKYO)
- ビデオグラファー / ライティングディレクター:Koichiro Kitashita (CATTLEYA TOKYO)
- フードコーディネーター / プロップスタイリスト:宮田桃子
- 制作スタジオ:CATTLEYA TOKYO,Inc.
- 音楽&プロデュース:ずっと真夜中でいいのに。
ニラ味にちなんで、にらちゃんがゲーム設定の8ビットの世界を駆け巡り、アニメーションによる味噌ワールドが展開される。ボス「メカマルキ1号」を倒すと実写に切り替わり、ACAね自身がシルエットで友情出演、ハナマルキCMジングルも声で参加している。
余談
会場にはずとまよの楽曲のMVを制作したことがある革蝉、はなぶし、ゴル、こむぎこ2000、G子、がーこ、りく、グレンスそう、しまぐちニケとBiviが訪れていた。
またはなぶしが、ニラメイドのコスプレをしたみいゆ(写真右)とふかふかのおふとん(写真左)の2人と写真を撮影している(参照:1・2・3)。撮影したのはこむぎこ2000(参照)、その様子をhako生活が目撃している(参照)。こむぎこ2000曰くはなぶしが「急いでるニラメイド捕まえて写真せがむ」といったことをしたらしい(参照)。革蝉ははなぶしに髪色で見つかり(参照)、はなぶしから写真を見せてもらい、「気づかれてないの面白すぎるなって笑ってました」という(参照)。