概要
東国の小中高一貫の名門校。イーデン・カレッジとも。
全校生徒はおよそ2500人。学問、スポーツ、芸術など、あらゆる分野において優れていて国内トップクラスの教育機関である。
また、名門ということもあり、東国の政財界の大物たちの子息が多数通っているため、庶民出身生徒への差別意識なども時折見られる。
この学校に入れること自体が一種の社会的ステータスでもあり、それを誇示するために子供を入学させようとする向きもある。しかし、学校が求める品位に見合わない人間は容赦なく蹴落とす過酷な世界であり、例え上流階級の子息であっても油断は出来ない。
総じて言えば苛烈な英才教育をモットーにしているスパルタ学校であり、近所の住人からはあまりよく思われていない模様。
星(ステラ)
優れた成績(試験の成績で首席と次席をとった生徒)や社会貢献(長期間のボランティアや人命救助、犯罪者の逮捕協力など)を行った生徒に対して授与される褒章。
これを8つ獲得することが、後述する皇帝の学徒選出の条件となっている。
雷(トニト)
成績不振(試験で赤点)や不品行な生徒に与えられる罰点。
これが8つ溜まった生徒は退学となる。また、数に応じて懲罰も存在する。
皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)
イーデン校の中でも優秀な生徒のみで選出された特待生。前述の星を8つ集めた生徒が選出される。
イーデン校で定期開催される懇親会に出席可能、特別な食堂などに入れるなどの特権がある。
寮
複数の寮が存在しており、寮から通う生徒も多い。所属寮は学級の役割も果たしており、自宅通学の生徒にも所属寮が割り振られている。
アーニャたちはヘンダーソン先生が寮長を務める第3組セシル寮所属となっている。