ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

D-Pixedの編集履歴

2012-03-10 19:55:28 バージョン

D-Pixed

でぃーぴくすど

画像作成、編集ツールのひとつ。256色までの画像ファイルに対応。

D-Pixedとは、画像作成ソフトのひとつであり、フリーウェアである。

現在開発終了ソフトである。

概要

このソフトは1996年6月に発表された。当時の環境としてはフルカラーの環境よりも、以前の環境において標準的であった256色グラフィックソフトウェアの需要が多く、また、貧弱な回線においてはフルカラーよりも256色の画像のほうが需要が多きかった。

また、当時のソフトとしては抜群に使い勝手がよかった点、作者自身が立ち上げたコミュニティが存在した点などもあり、「Pixiaと双璧をなす」と言われたほどの人気ソフトとなった。

しかし、時代の変化により、フルカラーのグラフィックが当たり前となっていったうえに各種ツールの出現、作者ページの消滅(現在、このソフトはVectorにてダウンロード可能)により、利用者は減少している。

利点及び欠点

メリット

このソフトの利点としては以下の通りである。

実行ファイルのサイズが小さい

このソフトは圧縮時で500KBをきり、展開時でもフロッピーディスクにて持ち運びがぎりぎり可能である程度の大きさである。

減色機能が優秀

フルカラー画像の減色を行う場合、三種類から方式を選択でき、きれいに減色が可能であった。

パレットデータ

このソフトには「パレットデータ」を整理する機能がある。これができるソフトは意外に少なかった。

配布の可否

>転載によって実費以外の利益のある場合をのぞき,転載は自由です.

と明記されており、プラグイン等の作成等も許可不要(ただしフリーウェアに限るが)。

デメリット

デメリットとしては次の通りである。

ファイルの制限

特許の関係上、途中のバージョンからGIFデータが利用できない状況となってしまった。なお、GIFの特許問題が解消したのは開発停止後であったため、現状では利用できない。

また、JPGデータ等も扱えない。(ただし、有志がアドインデータを作成するならば別であるが)

アンデュ回数

やり直しが「一回」しかできない。

現状

現在においてもドット絵ツールとして愛用している絵師は多数いる。しかし、EDGE等の新たなドット絵用ツールが登場しているため、このソフトの利用者は減少していると推測される。現にpixivのツール登録に関して、このソフトは選択不可能となっている。

関連項目

ツール Pixia EDGE

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました