ディフェンスとフォワードの双方の要素を兼ね備える選手、双方こなせる、守備に秀でたフォワード、攻撃参加するディフェンダー。
たまにチャンスの芽を摘む決定力のないフォワードへの皮肉として使われる場合もある。
主なDFWの選手
ここでは正しい意味でDFWと称された選手を挙げていく。
ディルク・カイト
優秀なDFWとして真っ先に挙げられるであろう元オランダ代表FW。そのフィールドでの献身性は多くの選手から賞賛を受けており、リヴァプール時代の同僚、ギャラガー選手には「ディルクはハードワークによって何を成し遂げられるかの証拠と言われてきたが、ハードワークだけでは何にもならない。トップにおいて違いを作るのはメンタリティであり、毎日毎日自分を最大限へと押し上げようとする意思の力だ。ディルクはそれを、それ以上のことをした」と称賛されている。
柳沢敦
豊富な運動量と献身的な守備が持ち味な元日本代表FW。現役時代の「点をとる事だけがFWではない」という考えを持っていた。
しかし、2006年FIFAワールドカップドイツ大会での致命的ミスにより後者の意味でも使われてしまっている
。
矢野貴章
別名「前線に配置するDF」
前線で奪われたボールを中盤で追い掛け、自陣で内で奪取するプレーが持ち味。
ドリブルで切り込み、倒されることで相手にカードを誘発させるプレーもよく見られ、2008年4月19日の京都サンガ戦では増嶋竜也、アタリバ、シジクレイの三人をレッドカードやイエローカードの累積による累積退場を誘発させた。
W杯では守備固めで出場し、その後海外チームからオファーを受け移籍。2014年には本当にDFにコンバートしている。