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DFW

でぃふぇんだーふぉわーど

ディフェンスとフォワードの要素を兼ね備える選手。
目次 [非表示]

ディフェンスフォワードの双方の要素を兼ね備える選手、双方こなせる、守備に秀でたフォワード、攻撃参加するディフェンダー。


たまにチャンスの芽を摘む決定力のないフォワードへの皮肉として使われる場合もある。特に、重要な試合で決定機を外す場面を大量の素人が目にする代表戦で披露してしまうこのタイプのFWは大衆受けが非常に悪く、批判されてしまうことが多い。


しかし、フォワードが守備をしないことでチームが崩れて失点することも少なくないため、フォワードは守備でも重要な役割を担っていると言える。このため、得点能力が低くてもプロや専門家の間では高く評価されることが多い。下記にもある通り、FWは前線に配置するDFでもあると言える。

主なDFWの選手編集

ここでは正しい意味でDFWと称された選手を挙げていく。

ディルク・カイト編集

優秀なDFWとして真っ先に挙げられるであろう元オランダ代表FW。そのフィールドでの献身性は多くの選手から賞賛を受けており、リヴァプール時代の同僚、ギャラガー選手には「ディルクはハードワークによって何を成し遂げられるかの証拠と言われてきたが、ハードワークだけでは何にもならない。トップにおいて違いを作るのはメンタリティであり、毎日毎日自分を最大限へと押し上げようとする意思の力だ。ディルクはそれを、それ以上のことをした」と称賛されている。


柳沢敦編集

豊富な運動量と献身的な守備が持ち味な元日本代表FW。現役時代の「点をとる事だけがFWではない」という考えを持っていた。

しかし、2006年FIFAワールドカップドイツ大会での致命的ミスにより後者の意味でも使われてしまっている

矢野貴章編集

別名「前線に配置するDF」

前線で奪われたボールを中盤で追い掛け、自陣で内で奪取するプレーが持ち味。

ドリブルで切り込み、倒されることで相手にカードを誘発させるプレーもよく見られ、2008年4月19日の京都サンガ戦では増嶋竜也、アタリバ、シジクレイの三人をレッドカードやイエローカードの累積による累積退場を誘発させた。

W杯では守備固めで出場し、その後海外チームからオファーを受け移籍。2014年には本当にDFにコンバートしている。


岡崎慎司編集

運動量と質が高く、前線からの激しいチェイシングを行う。

レスター・シティ時代には、得点こそ少ないものの守備を目的とした起用が続き、後にレスターの奇跡と呼ばれるプレミアリーグ史に残る優勝に大きく貢献し、影のヒーローとして現地からも高い評価を受けた。


大迫勇也編集

前線からの守備に定評がある。前線のみならず、時には最終ラインにまで戻ることもある。

2018年ロシアワールドカップのグループステージ第1節日本代表VSコロンビア代表の一戦ではCFのワントップで先発起用され、決勝点となる勝ち越し点を決めたことで大きな話題となったが、その後はコロンビア代表のエース、ハメス・ロドリゲスの至近距離シュートをPA内でDF顔負けのスライディングで失点を防ぐなど、攻守で大活躍を見せた。


前田大然編集

本職はCFおよび左サイドのアタッカー。2022年のカタールワールドカップでは、コスタリカ戦を除いて先発出場。特に、グループリーグ2位、それまでに1勝1敗で迎えたスペイン代表との大一番では、ワントップとして出場、出場した62分間で62回のスプリントを行い、シュートこそ0だったもののスペイン代表の攻撃の組み立てを何度も妨害し、逆転勝利の狼煙を上げる同点弾の起点の1人となった。

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