概要
国籍 | 日本 |
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出身地 | 富山県射水市 |
身長 | 177cm |
体重 | 75kg |
ポジション | FW/MF |
所属クラブ | 富山第一高等学校-鹿島アントラーズ-サンプドリア-メッシーナ-鹿島アントラーズ-京都サンガFC-ベガルタ仙台 |
通算成績(日本) | 371試合108得点 |
通算成績(イタリア) | 44試合0得点 |
総通算成績 | 415試合108得点 |
通算成績(国際Aマッチ) | 58試合17得点 |
評判
鹿島アントラーズを代表する選手の1人。鹿島の13番といえば柳沢選手を連想する人もいるだろう。
シュートが打てないと称される事があり、2006年FIFAワールドカップドイツ大会では無人のゴール前でパスを受け、打ったシュートがゴール外にいたキーパーへと向かってしまった。もちろん得点にはなっていない。その際のコメントが「急にボールが来たので(ネットではQBKと略されることが多い)」だったため内外から散々な評価を受けた。
ベガルタ在籍中の2011年にはまた無人のゴール前での得点機にシュートを外してしまっている。
このようにサッカーが無知な人からすればネタ要素ばかり目立ってしまうが、豊富な運動量と献身的な守備が持ち味な選手である。更に酷評されてるとはいえ、実際のところ得点への嗅覚も非常に高く1998年にはシーズン22得点を記録。J1リーグ戦17シーズン連続得点やJリーグ歴代12位の得点記録の保持者である。
かの三浦知良選手もコラムにて柳沢の事を「人生で最もやりやすい男」「ヤナギの存在は、日本サッカー界の財産だと思う」と評価している。決してネタで片付けていいような選手ではないのである。
実際のコラムはこちら参照
https://number.bunshun.jp/articles/-/51760?page=1
上記のシュートが打てないというのも厳密にはシュートを打たないというのが正確であり、現役時代は「点をとる事だけがFWではない」といった考えを持っていた。
しかし、この考えは当時としてもFWとしては異質であり、批判の声も少なくなかったのも事実である。
鈴木隆行とのコンビ
ちなみに日本代表で彼と鈴木隆行選手が2トップを組むと負けた事が無い(実話)。これは献身的な守備と豊富な運動量、並みの選手以上のテクニックを誇りながらも肝心な時でもシュートを選択しない場合のある柳沢と、ボールの扱いが不得手で、運動量も少なめだが、ここぞと言うところでの抜群の決定力を誇る鈴木選手が互いを補完し合うためである。