概要
読んで字の如く術野(手術を行う場所)に影ができないように工夫が凝らされたライトである。
複数の光源を用いるか、大きな反射鏡を用いて広い範囲から光を当てることで影の発生を防ぎ、明暗差を抑える構造である。
このため本体が大きく独特な外観となり、手術台共々手術室を表す有名なアイテムとなった。
長らく白熱灯(ハロゲンランプなど)が使われていたが、最近は照度や演色性の問題を解消したLEDを用いるものも登場した。
PS用ソフト「アーマード・コア(初代AC)」では修理費や弾薬費で一定以上の負債を抱えると、プレイヤーが人体実験の被験体として売られるという形で強化人間になる改造手術を受けるデモムービーが挿入される。
その時の映像は「プレイヤーキャラの視点で、無影灯に照らされながら手術を担当する科学者たちの物騒な会話を聞かされる」というもの。一種の初心者救済策であるため会話の内容に反して失敗することは無いが、ストーリーの進行状況がリセットされることと、公式チートの一種であるため対戦では強化人間同士でなければ全くのイーブンではなくなるというデメリットがある。
ゲーム中では改造手術の後遺症によって精神が破綻してしまったレイヴン「ワイルドキャット」の依頼文から「尋常ではない腕前のプレイヤー」または「明らかに異常な思考回路の者」を指して「ナニカサレタヨウダ」と呼び習わす文化がある。