概要
韓国がロッキード・マーチンからの支援を受けて開発した軽量単発ジェット機。
韓国政府、韓国航空宇宙産業、ロッキード・マーティンの合同事業であり、韓国初の準国産超音速機となる。
シミュレータを搭載しており、別のシミュレータを使用することなく実機で仮想訓練が可能になる。
派生型
- TA-50
軽攻撃機仕様。11か所のハードポイントを持ち、最大搭載量は5.4t。多種の対地兵器に加え、自衛用にAIM-9を搭載可能。
A-37攻撃機の代替を目的としている。
- FA-50 ファイティングイーグル
戦闘攻撃機仕様。
イスラエル製のEL/M-2032レーダーを搭載しており、AIM-120を搭載しての有視界外戦闘が可能となったほか、合成開口モードにより対地攻撃の精度も大幅に向上している。
当初予定では9tもの搭載量を獲得する予定だったが、現状は5.4tとなっている。
A-37及びF-5の代替を目指している。
- FA-50PL
ポーランド共和国仕様にローカライズされた輸出用FA-50("PL"はポーランドの簡略記号)。
墳式推進器は『GE-Aviation F414-EPE』エンジンを技術移転承認・純国産化した『F414-GE-400K』(推力:120kN)エンジン×1基、電探はエルタ・システムズ社製『EL/M-2052』派生型(技術移転承認・純国産化)AESAレーダーを搭載。
2022年7月27日、ポーランド共和国のMariusz Błaszczak国防相のTwitterにてポーランド空軍のMiG-29軽戦闘機の後継機としてFA-50軽戦闘機48機の購入が確約・正式署名された事実が公式発表された。
【『From "Lastochka" to "Fighting Eagle"』(邦訳:”燕"から”荒鷲"へ)】
※動画はポーランド国防省公式YouTubeチャンネルより転載(撮影日:2022年7月27日)